前回の土に生ゴミを埋めるという日課の記事で
庭の土に生ゴミを埋めていたら、
ショウジョウバエがやってきた。
寒い冬にも関わらず、土に埋めた生ゴミが2週間程度で形を無くし、土と馴染み始めている。
その要因はこのショウジョウバエなのだろうか?と調べてみることにする。
まずはこのショウジョウバエについて触れてみる。
小学館の図鑑NEO 昆虫という本を開いてみると、序盤の昆虫全体の解説ページでショウジョウバエのことが数ページに渡って記載されている。
さすがショウジョウバエだと関心するぐらい、人々の生活にとってショウジョウバエが大事だと言える。
人にとっての難病を解決するような薬の開発にもショウジョウバエから得られた知見が大きく活かされているはずだ。
卵から生まれたショウジョウバエの幼虫は適正温度下(25℃?)において1齢、2齢の期間が1日で3齢が約2日で、5日の蛹の期間を経て成虫となるらしい。
孵化から羽化までが大体2週間といったところか。
代表的なショウジョウバエであるキイロショウジョウバエについてWikipediaの記載を読んでみると、
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自然界では熟した果物類や樹液およびそこに生育する天然の酵母を食料とする。酵母は果実や樹液を代謝しアルコール発酵を行うため、ショウジョウバエは酒や酢に誘引されると考えられる。糞便や腐敗動物質といったタイプの汚物には接触しないため、病原菌の媒体になることはない。
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と記載されていた。
主に果実や野菜屑を土に混ぜ込んでいたことでショウジョウバエが寄ってきたのか。
他に興味深い内容として、
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この種はアフリカ中央部に起源を持ち、現在では世界各地の暖かい地域で見られる。寒い地域でも夏場だけ移動してきたり、暖かい場所で冬を越したりする。冬眠することはない。
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と記載されていた。
キイロショウジョウバエの成虫が土にいたということは、地温が高かったのか、今冬の暖冬が影響しているのか?
どちらにしても、ショウジョウバエの寿命が2ヶ月とあるので、2ヶ月前の11月でも適正温度ではなかったため、地温の高さの要因が大きいだろう。
余談だけれども、
東海大学出版から出版されている耐性の昆虫学でショウジョウバエは脂肪酸の構成を変えることで、日本のような温帯でも生息できるようになったと記載されていた。
これらの話を踏まえた上で、土を覗き込んでみることで何か重要な知見にたどり着くことは出来るのだろうか?
-続く-