二酸化炭素の排出を少しでも減らすために、
生ごみを埋めた後は、
生ごみにネコの砂(ベントナイト)を混ぜて土を被せている。
このベントナイトには消臭効果を狙う他、生ごみが土壌の微生物らに消費される際に発生する有機物が溶けた液体を気化させずに土に吸着させて、二酸化炭素の排出量を防ぎつつ、後にこの場所に草を生やした際に発根量の増加に貢献しつつ、二酸化炭素の吸収量を増やし、土に還した時の有機物の埋没量を増やすことを狙う。
昨年の春からはじめて、最初は薄い茶色と灰色であった土が黒っぽくフカフカな土になった。
ちなみに基の薄い茶色と灰色の土というのは、
大阪層群の海成粘土層の記事で見た上のような土。
有機物の埋没量を増やす為に、生ごみを埋める穴を掘る時はいつも底の固い層を少しずつ深くするようにしている。
年末年始という寒い時期に黒っぽい土に生ごみを混ぜると、卵の殻と魚の骨以外の食品残渣は大体2週間で形をなくしている。
寒くて土壌の小動物たちの動きが鈍る中で、大体2週間で土っぽくなっていることに驚いた。
生ごみを埋めるために土を掘っていると、
ハエが土の上をゆっくりと歩いているところが目に付く。このハエの体と目の色から判断するに、これは生物系の研究で超有名なショウジョウバエだろうか。このハエがたくさんいることに気が付く。
ショウジョウバエが生ゴミを消費していることに貢献しているのか?
ハエは世界中の様々な科学の発展に貢献している昆虫だ。
知っていても損はないのでこの機会にショウジョウバエについて見てみようかと。
-続く-
関連記事