ここは私が知る限り、近所で二番目に悪かった田のイネ。
遠くから見たらわからないが、
近くで見たら、籾の形がおかしいものが多い。
籾の中が空洞になっている。
これが所謂受粉、受精時期に障害を受けたということなのか?
この田は冬の荒起こしの直後にヒビ割れするような田で、土の物理性は極端に低いことが明らかだった。
物理性を改善した田では、籾の変色程度だったので、物理性が初秋の問題を緩和させる可能性がありそうだ。
レンゲ栽培をしている方曰く、冬季のレンゲの方が、冬季の荒起こしよりも人件費の面でコストが安いので、コストを減らして、諸々の問題を回避出来るならば、そちらの方が良いに決まっている。
レンゲ栽培で使用する土壌改良材はどのタイミングで施用するか?で効果が大きく変わるので、土壌改良材の深い理解が合わせて必要になるが、荒起こしと学習コストを比較しても、荒起こしのコストの方が高い。