昨日、食用菜の花を食べた。
菜の花を見た時にいつも思い出すのが、菜の花には冬の間にたまった毒素を出す効果があると言われること。
冬の間にたまった毒素という表現は冬の寒い時に代謝が下がることで体内に余分なものがたまるということらしい。
毒素を出すという表現が出回っている以上、その根拠となる研究結果があるはずなので探してみることにした。
菜の花はアブラナ科の植物の開花前の蕾なので、この形状でかなり類似しているものとして、
ブロッコリがある。
ブロッコリは各種ビタミンを豊富に含んでいる。
おそらく菜の花もブロッコリと同じように各種ビタミンを豊富に含んでいるだろう。
だとすると、ブロッコリも菜の花と同じように解毒的な紹介がされていても良いはずだけれども、菜の花程、解毒的な紹介の記述を見ない。
菜の花で頻繁に見られる栄養素を見てみることにしよう。
その前に、そもそも冬の代謝の下がる時期にたまる毒素というものが何なのか?というものに触れておくと、下半身にたまった代謝の残骸を歩くことによってポンプアップのような要領で腹部あたりに移行し便として排出する。
という話をよく耳にする。
所謂、歩かないことによって出来た足の浮腫だ。
おそらく冬場に体内にたまりやすいのも浮腫の要因だと見て良いはず。
老廃物と言われるもので、これまたおそらくだけれども、タンパクを代謝した時に生成されるアンモニア周辺の物質や使い古したビタミン、ミネラルの類だろう。
前者のアンモニア周辺の物質は厄介で、体内に残っていると自身を傷付ける可能性がある。
話は戻って、菜の花という食材でよく耳にする栄養として挙がるのがイソチオシアネートと呼ばれる硫黄を含んだものだ。
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アブラナ科の作物特有の辛味の成分となるもので、草食動物に対して忌避作用があるとされるものだ。
人体でこの物質が解毒に一役買っているみたいだけれども、文章が長くなってきたので続きは次回の記事にしよう。
- 続く -