とある本を読んでから、我が家では銅ブームが訪れている。
とある本とは何か?だけれども、これをこの場で記載すると我が家でブーイングが起こりそうなので、本の紹介はしない。
銅ブームに合わせて、
青い10円硬貨の話題も挙がった。
銅の青さについて質問されたが、青さが何なのか?を説明できなかったので、今回はこれに触れていくことにしよう。
銅といえば、栽培で銅剤や銅の過剰症、欠乏症で頻繁に話題が挙がるので、銅の理解を深めておくことに損はない。
最初に10円硬貨の成分について触れておく。
10円貨(青銅) : 日本銀行 Bank of Japanに拠ると、銅95%、亜鉛4%~3%、錫1%~2%で構成されていて、最も銅の比率が高い硬貨となっている。
硬貨の表面は京都の宇治にある平等院鳳翔堂で、裏面は常盤木(ときわぎ)とされているが、常盤木という木はなく、常緑広葉樹を指すそうだ。
日本は古くから常緑 = 神秘と捉えていたらしく、10円硬貨に神秘性を持たせたかったのだろう。
余談だけれども、製薬会社のサイトに
クスノキ科のゲッケイジュ(月桂樹)ではないか?という記載があった。
薬草に親しむ-日本のお金に描かれる植物 - エーザイ株式会社
ゲッケイジュが日本にやってきたのは比較的遅めで、実際のところはどうなんだろうね?
話が長くなったので、青い10円硬貨については次回にしようか。