玄武岩質的な土の客土の中にあった鮮やかな赤までで、宮城県遠田郡涌谷町にある土質と、周辺の山の土質を見た。
話は再び露地に戻って、
周辺の畑の排水性の向上のために深く掘った時に出てきたらしい石があった。
地中から出てきたか、畑の端の方に基盤として使用されていたものなのか?は不明とのこと
どちらにしろ、水田にあった、もしくは使用されていた石なので、周辺で採石されたものを使用しているということで間違いないだろう。
この石をマジマジと見てみると、
表層が薄く剥がれている。
この剥がれたものは
畑地を構成している土と非常によく似ているので、畑の端に置かれていた石由来の土であるだろうなと。
局所的に赤っぽい茶色の箇所があった。
Ragesoss - 投稿者自身による著作物, CC 表示-継承 3.0, リンクによる
この色はどことなくピートモス(脱水した泥炭)に似ている。
この地域は表層が無機で、中間層が泥炭なので、
この岩肌が表層で
こちらが中間層という解釈で良いのかな?
泥炭土は軽いので、仮にこの茶色い層が泥炭濃度が多めだったら、この上に無機が積む形になるために相当圧縮されたんだろうな。
となると、中層にある泥炭土の層はピートモスのようなイメージではなさそうだ。
関連記事