FPDM: 博物館の出版物「恐竜のくらした森 ―恐竜は花を見たか?」
勝山ジオパークにある恐竜博物館で、恐竜時代の花についての本を購入した。
その本の16ページ目に生きていた化石メタセコイヤというページがある。
メタセコイヤは1941年に化石として発見されたが、周りをよくよく見てみれば、7年後の1948年に現存の木が発見されたという植物である。
メタセコイヤという名前を聞いてピンとくるのが、
滋賀県の北西にあるマキノ高原のメタセコイヤ並木だろう。
というわけで、
福井県からのちょうど帰り道なので立ち寄ってみることにした。
メタセコイヤ並木の正面に到着した。
横から見ると結構長い並木なのだけれども、時間の都合上、正面から見ただけ。
近くに寄ってみる。
葉を見てみたいけれども、背が高くてマジマジと見ることが出来ない。
なんとか届いたところの葉が
葉の形状を見ての通り、スギやヒノキのような針葉樹の仲間であるけれども、頭に浮かぶスギやヒノキの葉と比べると、(小葉と呼んで良いのだろうか?)各々の小葉が単調な形状をしている。
元々は絶滅されたと考えられていた木であるわけだから、メタセコイヤの葉の形状は不利で、スギやヒノキの形状は何らかの超重要な形質を獲得したのかもしれない。
なんてことを思いながらこの場を去った。