ワイン栓のコルクと熟成の記事まででポリフェノールが酸化により重合していくことをみた。
ワインは絶妙な酸素の管理によってポリフェノールを適度な変化に留めるが、
熟成に糸状菌あたりが酸化が進み入り込むとそうはいかないらしい。
※赤ワインの酸化が進むと褐変するらしい。
これらの反応を見て、
ワインの熟成は土の形成を制限したもののように見えてきた。
土の形成を制限したものであるとするならば、
ポリフェノールが重合しつつ定着する為には、
土にふんだんに酸素が入る必要があるということになる。
これから土に馴染んでいくようなバーク堆肥を活用する場合、
施肥の前に排水性を高めるような施策が必要なのだろうな
という話になってくる。
水環境に堆積する腐植酸も辿れば、
山で形成された腐植酸が水の作用で川を経て流れ出たものであるはずなので、
おそらく腐植酸の形成において酸素が重要であることは大きく外れていないと言えそうだ。
あとは形成された腐植酸を粘土鉱物が捉えれば良いことになる。
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