前回の糺の森でドングリを拾うの続き。
所用で下鴨神社の糺の森に行った後、鴨川のデルタ、鴨川公園を歩き、
京都御苑に向かった。
ここにも用があったけれども、用事が何であるか?はここでは触れない事にする。
京都御苑内には林がいくつかあり、比較的マツが多いところを歩いていると、
足元に何処かで見たようなドングリがあった。
殻斗には毛があり、触り心地もふさふさしている。
これは大阪府高槻市の本山寺で見たアカガシのドングリとそっくりだ!
ただ、アカガシといえば、アカガシのドングリを探しに本山寺への記事で(平野部と比較して)標高の高いところにいるという内容を記載し、京都御苑は標高 < 60mでアカガシの生育条件を満たさない。
アカガシにそっくりなドングリといえば何だろう?と思い返してみたら、これまた上記の記事で触れたツクバネガシのドングリの形がアカガシに似ているという事を思い出した。
京都御苑の植生について検索してみたら、京都御苑 きせつのたより2018年秋号 Vol.3 2018年 10月 - 国民公園協会のどんぐりを探そう!国民公園 京都御苑散策マップにツクバネガシがあることがわかった。
ツクバネガシはアカガシが生育する場所よりも低い位置の渓谷等の岩場に自生するらしいけれども、京都御苑だし、きっと人の手で植えたのだろう。
ツクバネガシのドングリを見つけた時、自身の目利きが向上していることを実感できて感動した。
記録の為に葉と幹の写真を載せておく。
幹には薬っぽいものが塗られていた。