昨年から昆虫に注目して、図鑑を頼りにどのような花にどのような昆虫が集まるのか見つつ、子どもらと昆虫採集をしている。
最近ではコウチュウ目のハナムグリをよく追っかけている。
ハナムグリってどんな昆虫?であれば、カナブンもハナムグリに含まれるので、花粉を食べるカナブンと想像しておけば良い。
ハナムグリを採取した時、餌となる花粉も一緒に探すわけで、
こんな感じのコウチュウ目の昆虫が着地できるような平べったい花を探して、虫かごに一緒に入れる。
ハナムグリと上の写真のハルジオン?を入れておくとハナムグリが花粉を食べる様が観察できる。
というわけで、帰る時にハルジオンを探しながら歩いていると、不思議な事に気が付く。
ハルジオンは春の定番の帰化植物(海外からやってきて日本に定着した植物の事)なのに、全然見つからない。
子どもらと四方八方注意しながら歩いても、ハルジオンが全然見つからない。
まったくいないのではなく、帰路の1kmで自生しているのが数株程度(一桁)。
やっとのことで見つけたのが、
人工的な小川の壁面にハルジオンらしき花を咲かせている箇所を見かける。
なんとか手を伸ばせる場所に生えているものの茎が細くて堅いのでハルジオンではないかもしれない。
春の定番の花のポジションまで広がったはずのハルジオンが何故見つからない?
同じように春の定番の花になりつつあるナガミヒナゲシはよく見かけるので、この花の勢力拡大となんか関係あるのかな?
なんて事を思ったりする。