講談社からエッセンシャル土壌微生物学 作物生産のための基礎という本が出版されたので早速読んでみた。

土作りを意識した栽培をしたいと考えている方はオススメの内容だった。


土壌微生物学というタイトルの通り、菌と細菌といった現場では理解が曖昧な箇所が丁寧に記載している。

それ以上にオススメなのが、土壌微生物の住処としての団粒が粘土鉱物の視点から丁寧に記載されているし、酸化還元電位という切り口で肥料の効きや老朽化水田の説明も記載していて、一つ上の思考になれることは間違いない。

緑泥石から土の形成を考える

温室効果ガスのメタンは水田から発生する


土壌中の電子の挙動(酸化還元)は理解し難いものがあるけれども、酸化還元について理解できれば土壌消毒の理解も深まるので、この本をきっかけに意識する方が増えれば嬉しいなと。

ポリフェノール鉄錯体と酸素供給剤で青枯病の発生を抑制


この本を読んだ上で、酸化還元で重要な話題になる稲作の中干しの意義を再検討したい。

猛暑日が多い中で中干しの意義を再検討する


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土壌消毒について見直す時期ではないだろうか?