BBC Micro:bit(以後、マイクロビット)のMicroPythonのドキュメントに記載されているset_pull(value)を理解する為に、

入出力端子 — BBC micro:bit MicroPython 1.0.1 ドキュメント


P3029532


タクトスイッチと呼ばれている部品と、


P6248915


マイクロビットのGPIO 0 ピンを繋ぎ、タクトスイッチのボタンを押したら



マイクロビットのディスプレイのアイコンが変わるという処理を組み込んでみた。




プルダウン抵抗が何か?ということは一旦保留にしておき、とにかく動く形にしてみる。

マイクロビットでget_pull()の値には触れていないので、これから記載する内容は意味が無いかもしれないが、動作上問題ないはずなのでそのまま話を進める。


配線はバイブルと化しているラズパイ4対応 カラー図解 最新 Raspberry Piで学ぶ電子工作 作る、動かす、しくみがわかる! - ブルーバックスシリーズの特設ページのRaspberry Piでプルダウン抵抗の記述をマイクロビットに置き換えている。


microbit_pulll-down_resistor


マイクロビットの3.3Vからタクトスイッチを介し、マイクロビットのGPIO 0 ピンと繋げている。

注意すべき点はタクトスイッチとGPIO 0 ピンの間に10kΩの抵抗をかました後にGNDと繋いでいる配線があること。

この抵抗をプルダウン抵抗と呼ぶらしいが、詳細は一旦保留にしておく。




続いてマイクロビット側のMicroPythonのコードは下記のようにした。

from microbit import *

display.show(Image.SAD)

while True:
	if pin0.read_digital():
		display.show(Image.HAPPY)
		sleep(2000)
		display.show(Image.SAD)

通常は悲しい顔で、タクトスイッチのボタンを押したらにっこり顔になり、2秒後に悲しい顔に戻るというなんとも悲しいコードにした。


結果は冒頭の埋め込み動画の通り。

今回の内容を紐解きながら、マイクロビットのプルダウン抵抗についてを見ていく事にしよう。


-続く-