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タウリンの効能の記事で栄養ドリンク等でよく見かける成分の一つのタウリンの神経伝達物質としての働きについて見た。

栄養ドリンク経由で摂取したタウリンが神経伝達物質として働くか?は不明だけれども、知見として把握しておいて損はない。


今回は摂取したタウリンの直接的な働きについて見ることにする。

薩秀夫等 タウリンによる TXNIP 発現亢進を介した細胞機能制御 - タウリンリサーチ (2019) Vol. 5に拠ると、タウリンをマウスに与えることによって、細胞内ATP量の増加が見られたという報告が記載されていた。

この報告と似たような内容は民間企業のサイトではあるが、大正製薬のサイトにもあった。

タウリンと必須アミノ酸5種の組み合わせが疲労回復へと繋がる効果を発揮|大正製薬


動物において、ATPは筋肉を動かす時に必要なものであるため、細胞内ATP量の増加は動物が動く事において重要だと言える。

※ATPは動く事以外でも働きは多岐にわたる

無酸素性運動のエネルギー供給機構について


前回からの記事で、動物においてタウリンが重要そうなことはわかった。

他に気になることとして、土壌中の微生物でタウリンに対して何らかの反応を示す菌はいるか?ということ。