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魚粉肥料についてを細かく見てみる4の記事でブラックバス由来の魚粉にはタウリンが豊富に含まれているという内容を記載した。
ブラックバス由来の魚粉はペットフードとして利用しているようだが、肥料として使用する場合の影響が気になった。
タウリンは土壌の微生物や植物に対して何らかの影響を与えるのか?
気になって検索をしてみたが、土壌微生物とタウリンに関しての記載は古いものしか見つからず、どうやらあまり気にされていないようだ。
であれば、土壌微生物に対する影響の話題に拘らず、タウリン全般について調べてみることにした。
タウリンに関して静岡県立大学食品栄養科学部の新聞のページに詳しい説明が記載されていたので読んでみると、タウリンは抑制性の神経伝達物質として働くと記載されていた。
抑制性というのは、興奮状態を抑える方に働く事を指す。
他に角膜や網膜の機能維持に関与しているという記載もあった。
巷ではタウリン配合の栄養ドリンクをよく見かけるが、タウリンが食事から供給された場合、直接的に上記のような働きをするとは考えにくく、少しだけは影響があるかもしれないとのこと。
タウリン(9)|新聞|食と健康Express - 静岡県立大学食品栄養科学部
似たような内容をグルタミン酸やグリシンで見かけた。
上記の内容では、栄養ドリンク等に含まれるタウリンを摂取しても意味がないのか?という疑問が生じるが、どうやら神経伝達物質以外の働き方もあるみたいで、それはこれから触れることにする。
-続く-