カンキツのカロテノイドの記事でカンキツの回青という現象に関する内容を読んで、こんな現象もあるのねと思ったので、今回は更に検索をしてみることにした。

民間のサイトにはなるが、興味深い内容があったので紹介する。


回青現象(かいせいげんしょう)について - 伊藤農園のみかんな図鑑のページにバレンシアオレンジや河内晩柑(美生柑)などの晩柑類によく現れる現象であると記載されていた。

カンキツの晩生(比較的遅めに収穫する種)でよく現れるというが、それであれば、


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萩の武士とナツミカン


ナツミカン等のウンシュウミカンよりも遅く収穫する品種で回青がよく発生するのでは?と思ってしまったが、先程のページに更に


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バレンシアオレンジは花が咲いてから400日も樹で過ごすので収穫するまでに二度、春と夏を迎えるそうだ。

ナツミカンは夏に食べるということであっても、夏までには収穫するわけで、二度夏を経験するわけではない。


ナツミカンよりも晩生の品種があるのは驚きだ。

カンキツの各用語から、カンキツの奥深さを感じてしまう。