日本のリンゴの栽培の歴史を調べてみたら、平安時代あたりに中国から渡来したワリンゴが始まりだとされる。
ただ、このワリンゴは明治時代に栽培が盛んになったセイヨウリンゴの登場によって下火となり、希少作物になってしまう。
このセイヨウリンゴは一体何処からやってきたのか?
検索をしてみたら、アジア西部を原産とし、ヨーロッパからアメリカを経て日本にやってきたらしい。
これは西回り経路だと言える。
この視点でワリンゴを考えてみると、アジア西部から中国を経て日本にやってきたことになるわけで、これは東回り経路だと言える。
この話って何処かで見てことがあるぞ?
西回り経由で広がっていったカンキツたち等の記事で見た西回り経路のスイートオレンジと、東回り経路のミカンの関係にそっくりではないか!
リンゴとカンキツの大きな違いはワリンゴの栽培が廃れてしまったということだろうか。
リンゴもカンキツにあるような清見タンゴールみたいな品種があったら面白いのだけれどもどうなのだろう?