メグスリノキとは何か?の記事で触れたメグスリノキ。
古くから目薬の配合の際に用いられていた木であるそうだ。
薬効成分はわからなかったとしても、目の何らかの症状を緩和していて、且つ致命的な症状に陥らなかった事で民間療法の一つとして伝承されていった事は間違いない。
では、メグスリノキは何の症状を緩和したのだろう?
姫路科学館サイエンストピック 科学の眼 黒田官兵衛の家伝の目薬 メグスリノキ(カエデ科) - Aug.15,2013,No.479によると、かすみ目に有効だとされ、その薬効成分はカテキンだと記載されている。
かすみ目というのは、眼精疲労であったはずで、目がかすみ始めた時には休息を取りましょうと言われているが、休息時にカテキンがあると何か優位になることがあるのかな?
目の症状とは別に二瓶賢一等 メグスリノキと化学合成 立体認識型のチロシナーゼ阻害剤をつくる - 化学と生物 Vol. 58, No. 10, 2020という読み物を見つけた。
someone - https://www.chemicalbook.com/ChemicalProductProperty_JP_CB82180201.htm, パブリック・ドメイン, リンクによる
メグスリノキに含まれるエピロドデンドリンとチロシナーゼ阻害剤の話題が記載されていた。
人体におけるチロシナーゼはメラニンの合成に関与する為、チロシナーゼを阻害することは化粧品の開発につながるが、詳細は複雑なのでこの場では記載しないことにする。
改めて、姫路科学館サイエンストピック 科学の眼 黒田官兵衛の家伝の目薬 メグスリノキ(カエデ科) - Aug.15,2013,No.479の話題に戻ると、エピロドデンドリンから左側の糖が外れた
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ロドデンドロール(ロドデノール)というフェノール性化合物がある。
この化合物の服用時の薬効として、肝炎、輸血によるB型肝炎の記載があった。
薬効の詳細の記載はないが、チロシナーゼ阻害剤の話題と何か関係があるのだろうか?