アカメガシワの冬芽は裸芽と呼ぶらしいの記事で、裸芽と呼ばれるアカメガシワの冬芽について触れた。
裸芽を理解するのであれば、裸芽でないものも理解すれば良いということで、
シモクレンの冬芽について再び見ていくことにする。
科学技術館メールマガジン:自然と友だち 特別編~冬の巻~ 冬に見られる木の芽のいろいろに拠ると、シモクレンの冬芽を覆っているものを芽鱗(がりん)と呼ぶそうだ。
芽鱗は鱗片葉(りんぺんよう)の一種で、冬の寒さ、乾燥や風や雪などからの物理的損傷から花芽等を守る為に生成されたと考えられている。
鱗片葉とは何か?だけれども、植物の葉が特殊な形に変化したもので、主に芽を保護する役割を持つ。 一般的に、小さく硬い鱗状の形をしていて、冬芽を包む芽鱗の他に鱗茎や地下茎などにも見られる。
先程、芽鱗は冬の寒さや乾燥から芽を守るという内容を記載したが、この内容を踏まえた上で改めて、
アカメガシワの裸芽について考えてみると、アカメガシワは冬の環境から芽を守らなくて良いの?という疑問が生じる。
もしかして、
アカメガシワの葉の表面にある毛が、裸芽においても重要な役割があったりするのだろうか?