アカメガシワも炊ぐ葉の記事でトウダイグサ科のアカメガシワという落葉樹について触れた。
上の写真を見てわかる通り、若い葉が赤いことにより、赤芽で炊ぐ葉でアカメガシワと呼ぶらしい。
なんで若い葉では赤く、展開するに従って赤みがなくなっていくのか?が気になった。
個人的な見解なので真偽はわからないが、葉の中で蓄積された赤い色素は分解されないのでは?
アカメガシワと色素で検索をしてみたところ、国立研究開発法人 森林研究・整備機構 森林総合研究所/自然探訪2011年10月 アカメガシワにたどり着いた。
このページに
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アカメガシワの名の通り、若い葉の表面は赤色の星状毛が密生して真っ赤ですが、これは星状毛に含まれるアントシアニンという色素によって若い葉を紫外線から守るためと考えられています。
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と記載されていた。
アカメガシワについてまじまじと見てみると、
確かに毛のように見えるし、
葉が展開する事で毛の密度が下がり、赤みが消えているように見えるね。
アカメガシワはパイオニア植物らしいが、紫外線量が多い荒れ地で真っ先に成長することを想定して進化をしたのだということがひしひしと伝わってくるような形をしている。