神の食べ物のカカオの記事でカカオに関して何も知らないなと思い、カカオとチョコレートに関する本を読み始めた旨を記載した。
※ 佐藤清隆 古谷野哲夫著 カカオとチョコレートのサイエンス・ロマン 神の食べ物の不思議 - 幸書房
読み進めると、チョコレートというものが如何に科学であるかを感じ、チョコレートから人類の英知感を感じている。
そんなチョコレートの原料であるカカオ(主にカカオ豆)だけれども、人類史において最初はカカオ豆は食されておらず、別の箇所を食していたそうだ。
食していたという箇所は
カカオの実を割ったときに最初に出てくるワタのようなもの(カカオパルプと呼ぶらしい)であるらしい。
カカオパルプに含まれる水分には十数%程の糖が含まれており、この糖を直接接種するか、酒の原料にしていたそうだ。
では、カカオ豆はどうしていたか?というと、渋みと苦みがあり利用できなかったそうだ。
そんなカカオ豆だけれども、生化学的な現象に出会い、ココアのような飲料になっていくそうなのだけれども、この話は丁寧にしていきたいので、今日はここまでにしておく。