表題の通り、SOY CMSで静的テンプレートプラグインを作成しました。

静的テンプレートプラグインというのは、SOY CMS内で作成した各ページのテンプレート(HTMLで記述されたコード)をHTMLファイルから直接読み込み出力するプラグインになります。


SOY CMSのページのテンプレートの管理方法はデータベースに格納されていますが、同じデザインで別ページの場合にテンプレートの管理が大変になります。

例えば、https://saitodev.co/soycms/soycms/tutorial/1https://saitodev.co/soycms/soyshop/tutorial/1のような時です。


どうしても、URL内に何のコンテンツであるかを入れたい(上の例であれば、soycmsとsoyshop)時は、デザインが同じであっても別ページで管理しなければなりません。


この問題が煩わしかったので、


static_template_plugin_0


static_template_plugin_1


静的テンプレートを設定して管理の煩雑化を回避できるようにしました。

※ 今回紹介しました機能はSOY Shopの方では標準の機能になりまして、SOY CMSも標準の機能として扱いたかったのですが、標準機能化が難しかったのでプラグインを介しての実現となります。


今回対応分を含んだパッケージは下記のサイトからダウンロード出来ます。

https://saitodev.co/soycms/


注意

当プラグインでテンプレートの参照元をデータベースからHTMLファイルに変更した際、データベースの方のテンプレートもHTMLファイルと同じコードに変更されます。

ブログページのテンプレートの場合は、トップページ、アーカイブページと記事毎ページのどれか一つでも参照元をHTMLファイルに変更すると、他のページが空文字になります。


参照元をHTMLファイルに変更する際は、テンプレート同期プラグインで、各ページのテンプレートのバックアップをしてから設定してください。