テレビを見ていたら、とんでもなく唆る園芸商品が紹介されていた。

その商品というのが、


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大石物産から販売されている実のなる野菜の土だ。

農業用培土や家庭園芸用培土の事なら株式会社大石物産株式会社大石物産


このような園芸用品をテレビ経由で知るという遅さはなんとも切ないものがあるけれども、この土は九州でのみ販売とのことなので、それはそれで仕方がないと自身に言い聞かせている。


この土の何が凄いのか?というと、この土の開発の経緯が凄くて、古紙のリサイクルによって、安価で高性能な菌資材になっていることだ。


この土の開発に携わっている九州大学の土壌学の研究者のインタビューで、開発の経緯は偶然で、たまたま手元にあった紙ゴミを土に埋め、ある程度して掘り返してみたら紙ゴミが消えていたそうで、紙ゴミの分解に関与していた菌を同定してみたら、菌寄生菌且つ植物内生菌の可能性を持つ糸状菌のトリコデルマであったそうだ。

土壌の生物性についての理解が進んだ


偶然から開発まで短期間で繋げられているので、研究開発の鏡のような話だ。




今回の話は開発や機能面であまりにも素晴らしい話だったので、ネット通販で早速購入してみた。


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中を確認し、ダメ元で、


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庭の一角に穴を開け、購入した培土と混ぜて放置してみた。


この土を評価する為には、他にも触れておくべき知見があり、それは追々触れていくことにしよう。


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