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とある神社の広報を見ていた時に、祭事で用いる塩を製造しているという内容が目に付いた。


清めの塩の事?

個人的なイメージとしては寺というイメージがあるが、そういえば、神社と寺のどちらでも塩を見かけるな。


信仰としての塩について考えた事がなかったので、塩について考えてみることにしよう。




まず、塩を神聖なものとして扱う要因としては、塩の持つ防腐作用というのをよく見かけるが、なぜ日本人は、お塩で祓うのか?〜 塩のチカラとは 〜 出雲大社東京分祠に拠ると、

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昔の人は穢れを流す為に川か海に入ったが、誰もがそう簡単に川か海に入れる訳では無い。

そこで海の結晶(化身?)である塩を用いて穢れのお祓いをした。

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といった内容が記載されていた。


普通?に生活をしていたら、海の結晶である塩の製造なんて思い付かないので、塩の製造に関する知見を発見した、もしくはどこから習得してきた方を神格化しているに違いないと思い検索をしてみたところ、塩土老翁(シオツチオジ、古事記では塩椎神:シオツチオジ)という神様の名前にたどり着いた。

シオツチオジ - Wikipedia


古事記の方では名前に椎(シイ)があるのは何で?と気になったが、それは今は触れないでおこう。

神武東征とシイの木


とりあえず、今回はここまでにしておこう。