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人工貯水池にギンヤンマのヤゴの餌と成り得る生物はいるか?の記事までで、稲作の最大の害虫と言えるホソヘリカメムシの天敵に成り得る可能性があるギンヤンマについて見ている。

カメムシが殺虫剤の抵抗性を得る仕組み


近所でギンヤンマが産卵しそうな場所を探してみたところ、


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ヒシらしき水草が繁茂している人工貯水池が目に付いて、何か得られる事があるかと定期的に見に行っている。


大きなオタマジャクシが時々水面にきては沈んでいくのを繰り返ししていて、貯水池の底がどうなっているか?が気になる。




貯水池に関して気になることは置いといて、ギンヤンマの理解を深めたいので本を探した。


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岩崎書店から出版されているうまれたよ!ヤゴという本が目に付いた。

うまれたよ! ヤゴ - 株式会社岩崎書店 この1冊が未来をつくる


この本は息子らが未就学児の頃に好きだった本なんだよねと思い、ペラペラと読んでみたらギンヤンマについて記載されているではないか!


この本でふと気になった事があるのだけれども、ギンヤンマの羽化はイネなどの植物体が空に向かって細く伸長する草につまかって行うのだけれども、


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ヒシが水面を覆っている貯水池では、条件に合うような草は生えていない。

もしかして、今注目している人工貯水池はギンヤンマの生息地としてはふさわしくない?


ギンヤンマの知見を深めたい欲が高まった。