
いつも歩いている歩道の生け垣でふと気になった箇所がある。
それは

マルバルコウ(丸葉縷紅)の花が咲いていたということだ。
何故、マルバルコウの花が咲いていることが気になったのか?というと、この生け垣から20m程離れたところにマルバルコウがたくさん自生している耕作放棄された畑があるのだけれども、このマルバルコウはヒルガオ科の植物であるので、

※上の写真はアサガオのタネ
種子の形がアサガオに似ていて、散布方法が重力散布(結実後、タネが下に落ちるだけ)になる。
耕作放棄地のマルバルコウを毎年見ていたのだけれども、勢力拡大がなく耕作放棄地に留まっていたイメージがあるのに、何故今更になって20m先に数株だけ生えているのか?
たまたま人や犬等の体に乗っかって、20m先の土があるところにタネが落ちたといったところだろうか?
生息範囲が広がりにくい植物種が他の場所へ移動したといったことを見れた気がする。




