Raspberry Piを購入した。
先に購入の目的を挙げておくと、子供にはじめて与えるパソコンはChromebookにすべきか、それ以外の選択肢はないか?を検討するため。
Chromebookはプログラミングの教育の端末として向いているか?を調査する
プログラミング教室で、一日Chromebook縛りで過ごしてみたところ、Micro:bit関連(シリアル通信周り)でChromebookでは辛いなと思うところがあったため、Raspberry Piに触れたくなった。
Raspberry PiにはGPIOというピンがあり、電子工作も簡単にできるのも良い。
Raspberry Piとは、コンピュータの教育用で開発されたシングルボードコンピュータで、クレジットカードよりやや大きいサイズの基盤にハードディスクのような補助記憶装置を除く、コンピュータを動かすために必要なパーツが揃っている。
教育用以外の目的として、安価で簡単に扱える組み込みLinuxの普及もあるらしい
Teach, Learn, and Make with Raspberry Pi
このボードに電源用のUSB-Cの配線、補助記憶装置としてmicroSDカード、
※microSDカードには自力でOSを入れなければならない
※OSインストール済みmicroSDカードも販売されている
ディスプレイと操作用のキーボート + マウスがあれば、パソコンとして動くようになる。
ちなみにディスプレイは家庭用テレビでも使用することが出来る。
今回購入したモデルは、Respberry Pi 4 Model Bでスペックは
CPU:ARM Cortex-A72
メモリ:8GB
と他のPCと大差ないスペックになっていて、2万円もあればそこそこの環境にすることが出来る。
スペックのラインナップについては下記のページに詳細の表がある。
今回はRaspberry Piを試す事を目的としているので、スペックが一番良いものを購入してみた。
取り急ぎ、はじめて電源を入れた後の諸々のアプリのインストールをしてみて感じたこととして、
矢印で示したSoc(System-on-a-Chip)と呼ばれるCPU、GPUや様々な信号回路が一つになった集積回路の発熱が凄い。
スペックが高いモデルだから発熱量が高いかもしれないけれども、子供が触れるという視点から、
ファンと排気が出来そうなケースを購入した。
Raspberry Piを最初のパソコンにする場合、親が発熱とかの問題に気付けるぐらいにパソコンに慣れている必要はありそうだ。
あと、Raspberry Piで一番使われるOS(Raspberry Pi OS:旧Raspbian)はDebianベースなので、事前にDebian系OSであるUbuntuの操作に慣れておく必要もある。