SOY Shopでショップサイトを運営しているユーザから下記のような話があった。
注文後の配送業務で、管理画面の注文検索で任意の検索条件で検索をした後に一括で納品書を出力して、その納品書に従って梱包作業を行っているが、検索の条件が多くて時々、本来入れるべき条件を加えずに検索をしてしまい、配送漏れが生じてしまう。
この課題に対して、簡単な仕組みではあるが、
管理画面の注文検索のフォームの上に確認用のボタンを設置できる拡張ポイントを追加した。
このボタンを押すと、
配送作業時に必要な検索条件がすべて自動で挿入される。
この機能は一見すごく地味なように見えるが、教育コストの大幅な削減が見込めるようになる。
例えば、繁盛期にバイトを雇ったとする。
今までの機能であれば、マニュアルに記載する操作方法は
○配送業務前に行うこと ・注文状態は新規受付と受付完了にチェック ・支払状況は支払確認済みにチェック ・出荷予定日は開始日が先月の日付、終了日が今日の日付を指定する ・発送伝票で伝票番号未登録の注文にチェックを入れる ・上記すべてのチェックが終了したら検索ボタンを押す ・検索結果を確認して、納品書一括出力を実行する
といった内容だったものが、
○配送業務前に行うこと ・当日出荷最終確認のボタンを押す ・検索結果を確認して、納品書一括出力を実行する
のように操作手順が6行だったものが2行まで削減できた上、出荷予定日等の毎回値を考えて入力しなければいけない項目も考えずに済むので、教育する側とされる側の双方で考えるというコストが大幅に削減されつつ、人的ミスが発生する箇所も減らす事が出来る。
人的ミスが発生する箇所を減らす事ができれば、クレーム対応の発生頻度も減る為、組織運営におけるストレスも軽減させることが出来る。
今回紹介した機能は標準機能の形にはなっておらず、業態毎に要相談になります。
今回の機能が必要な方はお問い合わせフォームからお問い合わせください。