トップクラスの品質と言われる京都八幡の渋谷農園さんのイチゴを頂きました。
京都八幡の渋谷農園さん主催の勉強会で病気の感染と肥料の副作用の話をしました
外見からわかる通り、普通であればヘタ付近は白くなっているところ、渋谷農園さんのイチゴはヘタの付け根まで鮮やかな紅色になっている。
驚くべきことに、
カットしてみると、果実の中まで紅色の色素が詰まっていた。
動物は鮮やかな紅色の色素の果実を見たら美味しいと感じる本能があるらしいけど、
このイチゴの鮮やかさを見ただけで、このイチゴの品質は半端ないものだとイメージできる。
実際に食してみると、最初はしっかりとした甘味が感じられつつ、後味はほんのり酸味が残るところから、甘味と酸味も絶妙なバランスで仕上がっている。
このイチゴを食していた時にふと思ったけれども、果肉といった割らないと見えないところまで色素を詰めて、超が付く程の鮮やかな紅色になっている。
ここまで果実に色素を載せなくても、おそらく野生では鳥が果実を食べてタネを運んでくれる程の量だろう。
となると、栽培時にストレスを減らすことで養分の余剰が出て色素の合成に回せた。
という背景がありそうで、
そうなると、色素がいったい何で、色素は何を基に合成されているのだろうか?
そんなところが気になってきた。
-続く-
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