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アーカイブ : 2018年07年月

 

切り株は白色の菌糸によって中心から朽ちる

人工林のとある個所で切り株を発見。中心から朽ちているみたいで、中心部から空洞になっている。空洞の個所には落ち葉が入っている。菌糸に覆われた個所は細かくなっていて、ある程度細かくなったら自然に剥がれ落ちるのだろう。リグニンの分解に関与する白色腐朽菌剥がれ落ちた木材の断片が切り株の中央に集まる。その上から落ち葉が落ちてきて覆う。中心部の更に下にはおそらく根であった有機物がたくさんあるだろう。おそらくそこには砂やシルト...

 

GIMP 2.10.4版で電子書籍の表紙を作成する

GIMP(GNU Image Manipulation Program)を下記URLよりインストールする(OS Windows 10の場合)。https://www.gimp.org/インストールの手順は、DOWNLOAD2.10.4をクリック。次にDownload GIMP2.10.4 directlyをクリック。ダウンロードされたファイルをダブルクリックでGIMPをsetupする。すると、GIMPがインストールされる。GIMPを早速開き、ファイル→新しい画像をクリック。...

 

自作アプリを介してのGoogle検索でService Unavailableになった

Google検索の結果を集計したいという要望があり、こんな感じで検索フォームを設置し、集計結果をフォームの下に出力する簡易的なページをPHPで書いてみた。検索結果を取得するあたりのコードは下記の通り$word = "hoge"; //何らかの検索ワードを挿入する$url = "https://www.google.co.jp/search?q=" . str_replace(array(" ", " "), "+", $word);//cURLセッシ...

 

メタンハイドレートと火山活動

好気性メタン資化性菌によるメタンの酸化の記事までで、海底の底でメタンハイドレートが生成され蓄積したり、空気中に放出されたメタンが酸素を消費して二酸化炭素へと変わることを見た。これらを踏まえた上で、やっと恐竜と石炭と酸素の話の続きをすることが出来る。今までの話を簡単にまとめると、※上の図は地質時代 - Wikipediaより引用古生代に石炭紀という時代があり、この時代は巨大なシダが繁茂していたとされる。巨大なシダが巨大になるに当たっての最...

 

好気性メタン資化性菌によるメタンの酸化

そのままでも発火しても温室効果ガスのメタンの続き有機物が嫌気的な環境におかれると、最終的にメタンになるという話を記載した。メタンはそのままは非常に強力な温室効果ガスで、発火させると二酸化炭素を排出する。このメタンを調べる時に解説 メタン生成と嫌気メタン酸化の酵素化学 化学と生物 Vol. 52, No. 5, 2014を読んだのだけれども、冒頭に下記が記載されていた。/************************************************...

 

そのままでも発火しても温室効果ガスのメタン

前回の雨と川の作用で有機物が海底へ運ばれるで海底という低温、嫌気と高圧の環境でメタンハイドレートが生成されるという内容を記載した。メタンハイドレートはそのうち触れるとして、今回はメタンそのものに触れておくことにする。By Ben Mills - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, Linkメタン - Wikipediaメタンというのは化学式がCH4の気体で、都市ガスの主成分として利用される。ガスということで燃やすために利用され、...

 

雨と川の作用で有機物が海底へ運ばれる

太古の国王も洪水に悩んでたんだってよ大雨の最中や翌日に川を見ると、混濁した水が流れている。この水はどこに行くのか?と言えば、もちろん下流から海へを流れる。この混濁した水には何が含まれているのか?といえば、上流にあった砂利とか土とかだろう。土にだけ焦点を絞ってみると、土壌のアルミニウムが腐植を守る土といえば(粘土)鉱物と有機物で、有機物と言えば炭素を含んだ化合物で糖とかタンパクとか、それらが分解された時に発生する有機酸等も有機物になる。糖の万能性...

 

恐竜と石炭と酸素

今回の記事は地球について興味を持ち始めた駆け出しのペーペーがなんとなく思ったことを書いてみたものになるので、内容の正誤は大目に見て暖かく見守っていてください。恐竜好きな子は多いらしい。ひょんなことから我が家でも恐竜についての話題が挙がることが多くなってきた。良い機会なので恐竜についての本を読んでみることにした。恐竜は個体差に依るけれども、大きいもので10メートルを超える種というものが結構な数いる。現在陸上で生息する生物で最も大きいものはゾウかキリンだろうか...

 

猛暑の中の線路沿いの草たち

今年はとても暑い。暑い日が続く。20年前、35℃を超えるような日はとても珍しかったが、今年はそんな珍しい猛暑日が連日続く。そんな中、線路という過酷な環境の草らも苦戦を強いられている。そんな草らの中でも、この草は凄いことになっている。手前の枯れかかっている二本の内の右側の草はもう折れてしまっているのでそっとしておくことにして、左側の方ね。見る限りすべての葉が枯れかかっている。茎の下の方に至っては...

 

SOY ShopのPAY.JPクレジットカード支払いモジュールでカード情報非通過化対応をしました

PAY.JP - クレジットカード決済サービス本題に入る前にPAY.JPクレジット決済モジュールですが、詳しい説明が下記の記事に記載してありますので今回の記事を読む前に事前にご確認ください。SOY ShopでPAY.JPクレジットカード支払いモジュールを作成しましたSOY ShopでPAY.JP定期課金モジュールを作成しました上記を踏まえた上で本題に入ります。2018年8月1日14:00から加盟店(SOY Shopをインストールして、PAY.JPクレジット支払いモ...

 

Sigilで電子書籍を作成してみる②

前回の続きで、最初の題名を大きくしたい場合は、h1を押して文字を打ち込む。題名の大きさを変えたいときは、横のh2、h3...を順番に押していくと大きさが変わる。ちなみにh1が一番大きい。もとの文章はpで書いている。表紙をつけたい時は、ツール→表紙を追加ボタンをクリック。目次のページを作成したい場合は、ツール→目次→HTMLの目次作成をクリック。一番上の目次を生成だけだと右側に一覧が出る。書籍の作成途中に目次を確認したい場合に使える。ページとして作成したい場合は、HTMLの目次作成...

 

自身の養分は自身で確保する

毎日通っている道。私の知る限りおそらくここは人の手(掃き掃除のこと)が入っていない個所で、上から落葉があっても風の流れで落ち葉が飛んでいっているところだろう。少し横に目を向けてみると、道路のひび割れの個所から発芽した草が落ち葉を自身の根元に集めている。植物は動けないからこそ、自身の周りにやってきた有機物を上手く捉えて自身の肥やしとするのだろう。人の生活の視点から考えると、勝手に飛んでいってくれた落ち葉が定着されるのは困るところ。放っ...

 

Sigilで電子書籍を作成してみる①

はじめにSigilをダウンロードする。Sigil Ebook | Sigil is a multi-platform EPUB ebook Editorを開き、ページ中部にあるDownload Locationの下あたりにあるダウンロードページを開き、そのページから使用中のOS用のパッケージを選択してダウンロード後にインストールする。sigilのショートカットアイコンをデスクトップ上に作成する。早速、アイコンをクリックすると下記のような画面が表示される。最...

 

電子書籍をiphoneで閲覧する方法 

お客様からiphoneを使用した場合に、書籍が閲覧できないというご意見を頂いたので、下記にiphoneを使用した場合の閲覧方法をまとめます。1.植物のミカタのサイトにアクセスし、カートに入れるボタンを押す。2.メールアドレス、名前、クレジット情報を入力する。3.送られてきたURLをclomeで開く。safariを常時起動のアプリにしている場合は、URLを開くことができませんのでブラウザをclomeに変更してください。safariしか入っていない場合は、clomeをインストール...

 

アーバスキュラ菌根菌が好む環境を探る

前回のアーバスキュラ菌根菌の記事で、アーバスキュラ菌根菌であるグロムスと共生すると、宿主植物が利用できなかったリン酸や地中深いところの養分を利用できるようになる。という内容を記載した。菌類の土壌からの養分の吸収の仕組みは凄いものがあり、鉱物質に吸いにくい微量要素は菌根菌を介してかもしれない。銅の機能を活かした農薬、ボルドー液そんな菌根菌だけれども、菌である上、土壌中のことなので、栽培中の作物を抜いて確認ということがしにくい為、感染のパターンだけ把握しておいてその環境に近づ...

 

アーバスキュラ菌根菌

先日、施肥設計の見直しで農薬防除の回数は確実に減らせるの話から菌根菌の話題になった。菌根菌というのは、植物の根で共生するエンドファイトの一種で、冒頭の記事で話題になっているネギでも共生が確認されている。エンドファイトと呼ばれる菌たち冒頭の記事のネギで菌根菌と共生関係を築いているかどうか?は置いといて、今回の記事は菌根菌について触れておく。菌根菌にはいくつかのタイプがあって、植物の種類(果樹であるかとかランであるか)によって共生する菌は異なる。タイプについて...

 

大気中の温室効果ガスを減らしたい

20年前ぐらいの夏、35℃を超える猛暑日は年に数回あった程度らしい。連日の猛暑日は温室効果ガスである二酸化炭素やメタンが大気中に増えたことが原因である可能性が高いと気象庁が発表しているのはよく聞く話だろう。地球温暖化で台風が大型化、今後も増え続ける?(海洋研究開発機構) | ブルーバックス | 講談社地中に埋まっていた石炭や石油といった炭素源を発電等で燃やしてエネルギーを取り出し、その余剰分となった二酸化炭素が大気中に拡散される。二酸化炭素によって平均気温が高まり、それにより降雨量も増...

 

クズはおそらく河川敷の覇者だろう

前回の記事の土手にて豪雨ニモマケズ、暴風ニモマケズ川から傾斜の方に目を向けてみると、秋の七草であるクズが勢力を伸ばしていた。クズはつるで地を這いながら、遠くの方へと伸長出来る。このクズも傾斜に従って、川の方へと伸長していく。いずれは河川敷にある背の高い植物に巻き付いて、後発組にも関わらず、この場所で一番受光しやすい場所を占拠するのだろうなと…少し離れたところで拠点を築き、思...

 

Go言語 + kintone + チャットワークでタスクの自動登録アプリを作ってみる3

前回のGo言語 + kintone + チャットワークでタスクの自動登録アプリを作ってみる2でGo言語でkintone REST APIを利用して任意のアプリからJSON形式で登録データを取得してみた。今回は取得したデータをチャットワークにタスクとして登録してみる。今回の話に入る前にざっくりと説明するとkintoneで上のキャプチャのようなフィールドを設けたアプリを作成して、指定の月日になったら、チャットワークにラベルをタスク名にして投稿するというアプリを...

 

豪雨ニモマケズ、暴風ニモマケズ

川に来た。二週間前の豪雨で今見えている場所はすべて見えなかった程増水した個所は、今ではいつも通りの水位に戻っている。見えている個所すべてが増水したということは、目の前に見える草たちは浸水したわけだ。これらの植物に寄ってみると、川の流れに従って倒れていて、上の方は緑の葉が残っている。この草をよくよく見てみると、根元の方では新しい脇芽が出ていた。これを見て、ただただ単純にこの草は強いなという感想を抱いた。...

 

Go言語 + kintone + チャットワークでタスクの自動登録アプリを作ってみる2

前回のGo言語 + kintone + チャットワークでタスクの自動登録アプリを作ってみる1の続きざっくりと説明すると、kintoneで上のキャプチャのようなフィールドを設けたアプリを作成して、指定の月日になったら、チャットワークにラベルをタスク名にして投稿するというアプリを作成している。指定の月日になったらというところだけれども、kintoneの仕様を調べてみると、Linuxでいうところのcronのような機能を見つけられなかった為、Go言語でkint...

 

電子書籍 第3巻「地質と栽培」発刊しました!

こんにちは。齋藤の嫁の亮子です。今回ようやく第3巻が完成しました。この巻は、2016年から2017年にかけて、地質と岩石を探しに各地を見て周ったブログを中心にまとめています。最初は、彼に届いた一通のメールから始まりました。彼は、「なぜかわからないけど、そのメールをくれた主のところに行かなければいけない気がする」と言って、それが福井県で、帰りに東尋坊に寄って柱状節理を見て、岩石について知りたくなりました。そしたら、岩石を知ることは、栽培の土台である土を知ることになるんだと気づき...

 

歩道に背の高い草の群生

よく歩道の道路側に土が露出しているところがあるでしょう。大体そこには街路樹が植えられているものだけれども、セイバンモロコシのような形状の植物が繁茂していた。不思議なことにおそらく街路樹用の土が露出している個所は定期的にあるのも関わらず、繁茂どころか、セイバンモロコシが生えている個所は周辺ではここしかない。セイバンモロコシ - Wikipediaこんな狭い面積にこれだけの密度だ。枯れた時の土壌への炭素の蓄積量は周辺の中で群を抜くだろう。このセイバ...

 

Go言語 + kintone + チャットワークでタスクの自動登録アプリを作ってみる1

毎年同じ時期にやらなければならない仕事があって、その仕事を忘れないようにしておきたい。できれば、チャットワーク(ChatWork) | ビジネスが加速するクラウド会議室チャットワークのタスクとして登録しておきたい。という相談があった。PHPでチャットワークAPIを介してメッセージを投稿してみるkintone - サイボウズのビジネスアプリ作成プラットフォーム相談者は既にcybozeのkintoneを利用していたので、タスクの登録はk...

 

藪から出ないし、藪の内側へと突き進まない

梅雨を抜け、いきなり暑くなったので、少しでも日陰をと思って藪沿いを歩いていた。そんな時、この植物が目についた。ササの周りにつる性の植物が居たんだけれども、なんかある程度伸長したつるが、どういうわけか?Uターンし自身に巻きつき、ある程度戻ったら上に向かって伸長し直している。これは、この植物が何らかの方法で藪から抜けたことに気がついて、藪の中の背の高い植物に向かって方向転換したということだろうか?...

 

廃菌床の堆肥としての利用の注意点2

前回の廃菌床の堆肥としての利用の注意点の続き。キノコ栽培を終えた直後の廃菌床を作物栽培の土と混ぜ込むことについてで、前回は糸状菌と植物の根の養分の吸収の効率という観点から、作物が菌に養分の競合で負けて弱体化する可能性があると記載した。もう一点注意点がある。それは生長中の菌糸の吸収ゾーンでの養分吸収の仕組みだ。話は端折って端的に書くと、菌糸は細胞外から養分を吸収する際にプロトン(H+)を排出しつつカリウムを細胞内に取り込み、その際に発生する勾配を利用して伸長しつつ他の養分を...

 

廃菌床の堆肥としての利用の注意点

銅を中心にして、リグニンを廻る植物とキノコたちの活動廃菌床の話の時に下記のような意見が挙がった。廃菌床を使った時に障害が発生することはないのか?答えは廃菌床の質によって深刻な障害が発生することがあるというところだろうか。深刻な障害というのは窒素飢餓だろう。山の木々の間にあるとある切り株でここでもう一つ話題に挙がるのが、最近のキノコ栽培の培地はC/N比が低いコーンコブだろう?コーンコブで窒素飢餓が発生するわけがない。というところだろうか菌床の...

 

台風・大雨の自然災害の被害を軽減するために

先週、西日本豪雨という自然災害があり、広島を中心に西日本で多大な被害があった。平成30年7月豪雨 - Wikipedia今回の豪雨で京都では、福知山や舞鶴といった京都北部でトウガラシのハウスに水が入り込んで浸水したというニュースが流れ、今年の野菜の価格が高騰するのでは?と話題に挙がることが多い。そんな中、豪雨が止んでから農作物の被害を確認しに行った方から興味深い話を聞いた。それは、豪雨の前から速効性の酸素供給剤を畝の上にバラマキだろうが出来たところ...

 

PHPでチャットワークAPIを介してタスクを登録してみる

チャットワーク(ChatWork) | ビジネスが加速するクラウド会議室以前、PHPからチャットワークを介してメッセージを投稿してみたことがある。PHPでチャットワークAPIを介してメッセージを投稿してみる今回はチャットワークAPIを介してタスクを登録してみることにする。先に前回の復習でメッセージの投稿周りのコードを確認しておく。?php//取得したAPIトークンを入れる$apiKey = "****************************...

 

マルバツユクサは地中でも花を形成する

ツユクサの季節ミカンの栽培を止めた途端、上の写真の草がたくさん生えてきたらしい。この植物をマルバツユクサだと仮定して、なぜこの植物が突然生えてきたのか?を探っていきたい。はじめにマルバツユクサについて調べてみた時に、マルバツユクサの種子サイズと出芽時期・遮光が生育と種子生産に及ぼす影響 - 雑草研究 Vol. 51(3)139~145(2006)という論文を見つけた。植物の生育に関する論文であれば、大概はじめににテーマとなる植物のことが詳しく記載されて...

 

Go言語 + Selenium + Agoutiでテスト自動化

Go言語 + Selenium + AgoutiでSOY CMSにログイン出来なかった時に適切にエラーを表示するかを確認してみる。package mainimport ("log""strings""github.com/sclevine/agouti")//SOY CMSにログインできなかた時に適切にエラーを表示するか?テストfunc main() {driver := agouti.ChromeDriver()err := driver.Start()if err...

 

ツユクサの季節

ミカンの栽培跡に現れた草たちで掲載した上の写真の葉は、植物図鑑の写真を見続けて、おそらくマルバツユクサなのだろうと判断した。マルバツユクサ - Wikipedia後で記載するけれども、この葉には葉柄がなく葉鞘であったので単子葉だと判断出来るし、丸葉に葉の縁が波打っているのでマルバツユクサの特徴を捉えている。マルバツユクサは九州地方の果樹園で防除が困難な雑草として扱われているらしいので、この点でも特徴が合致する。マルバツユクサに触れる前に、ツユクサ科について触れてみることに...

 

ミカンの栽培跡に現れた草たち

最近ミカンの栽培を止めた土地を見る機会があった。草むらになっているんだけれども、生えている草が特徴的だった。何が特徴的だったか?というと、上の写真ではわかりにくいけれども、植生が大きく分けて、ツユクサっぽい草とキク科の背の高い草の二種類が目立ち、それ以外の草を見かけることがほとんど無いということ。ツユクサっぽい草の根元には、スギナがぼちぼちと見られたところを見ると、栽培中に蓄積した無茶の跡なのだろ...

 

イネ科とマメ科の緑肥の混播

ハウスミカンの木の下には腐朽菌がいないのか?の最後で師と播種した緑肥のことを思い出したと記載した。今回の話は写真が無いのだけれども、前に某所で切り開いた際の土砂を畑に大量に入れたことで秀品率が激減してしまったところがあって、その畑での栽培は諦め、半年間全面緑肥にしたところがあった。その時に選んだ緑肥というのが、エンバクと(アルサイ)クローバの混播だった。アルサイクローバというのは、シロクローバとアカクローバのちょうど中間あたりのクローバで、...

 

Go言語 + Selenium + Agoutiで自動でGoogle検索

前回の続きで、seleniumでグーグル検索した後、検索フォームにseleniumuと入力してボタンを押してみる。下記のコードを入力する。package mainimport ("log""github.com/sclevine/agouti")func main() {driver := agouti.ChromeDriver()err := driver.Start()if err != nil {log.Fatal(err)}page, err := dri...

 

エンドファイトと呼ばれる菌たち

ハウスミカンの木の下には腐朽菌がいないのか?前回の話で、ハウスミカンの栽培はハウス内で数年に渡って栽培、除草管理等でハウス内に生える草は年々単一化に向かい、単一化するが故に土壌の微生物の多様性は低下すると考えられている。そこで緑肥で単一化を避ける話題に触れかかったけれども、その前に、農文協 エンドファイトの働きと使い方前回ちらっと出てきたエンドファイトについて触れておきたい。エンドファイトというのはエンドが内で、ファイトが植物という意味があり、...

 

Go言語 + Selenium + Agoutiでブラウザ操作の自動化

Selenium - Web Browser Automationhttps://agouti.org/Go言語でSeleniumとAgoutiを介してChromeブラウザを自動で操作してみる。SeleniumはJava上でなければ動作しないため、はじめにJavaをインストールする。Javaは下記のページからダウンロードして、画面の指示に従ってインストールする。無料Javaソフトウェアをダウンロード続いて、seleniumu-serverをhttps://www.selen...

 

ハウスミカンの木の下には腐朽菌がいないのか?

ミカンの木の落ち葉がなかなか土へと還らない先日の記事でハウスでミカンの栽培を何年も続け、ハウスの屋根を剥いで雨を入れるといったことをしていないハウスで、ミカンの木からの落ち葉がなかなか分解されない(ような気がする)という話題があった。その環境下で、外環境から持ち込んだ資材の下からキノコが生えてきたことを記載した。この現象に対して、とある文章が頭に浮かんだ。その文章というのが、農文協から出版されているエンドファイトの働きと...

 

ミカンの木は砂地を好む?

ハウスミカン栽培の銅欠乏前回、ハウスミカンの栽培条件を挙げた。その中に水はけが良いところというものがあることを記載した。これを踏まえ、興味深い話を聞いた。興味深い話の前に今回のハウスミカンの栽培地の地質図を調べてみると、20万分の1日本シームレス地質図花崗岩質の深成岩で形成された山の標高の高い個所であった。花崗岩が風化すればSiO2含有量が非常に高い真砂土という砂土になる。花崗岩から真砂土へSiO2というのは二酸化ケイ素のことで非常...

 

ハウスミカン栽培の銅欠乏

ミカンの木の落ち葉がなかなか土へと還らないから話は戻って、不調なミカンの木からの漂白の落ち葉での(おそらく)銅欠乏の話をする。ミカンの栽培マニュアルに目を通した時頻繁に挙がったこととして、・ミカンは石灰を好む・ミカンは弱酸性域の土質を好む・水はけの良い場所を好むミカンではなく果樹について調べた時、たまに・お礼肥(収穫後に与える肥料)では硫酸銅を与えるとあった。これらの内容が目についた時にふと(JA全農 肥料農薬部 施...

 

ミカンの木の落ち葉がなかなか土へと還らない

不調なミカンの木からの漂白の落ち葉の続きハウスミカンを栽培されている方から、年々ミカンの落葉が土に還りにくくなっている気がするという意見が挙がった。ミカンに限らず果樹全般の話になるとは思うが、果樹の秀品率を決める上で重要な要因として細根の発生がある。事前に読んだ栽培マニュアル等に記載されている内容から、おそらく樹木の細根は季節的な要素で発生と分解を繰り返すのだろうと捉えているけれども、細根はおそらく土壌の物理性の高いところで発根しやすい傾向にあ...

 

不調なミカンの木からの漂白の落ち葉

佐賀のハウスミカンの栽培者の方向けに塩類集積等の話をしましたの後に栽培の様子を見に行った。ハウス内で下記のような話題が挙がった。最近、ミカンの落ち葉が土に還るまでの時間が遅くなっているように感じる。その中で更に不調の木からの落ち葉は白っぽいものが多くなっている。調子の良い木であれば、こんな感じで褐色になっている。なぜ、落ち葉は土に還りにくくなったのだろう?なぜ、落ち葉の色が白くなってしまったのだろう。この疑問に対する解答...

 

SOY Shopの注文編集で配達時間帯の編集をセレクトボックス形式に変更しました

SOY Shopの管理画面の注文編集で配達時間帯の変更をテキストエリアからセレクトボックス等に変更したいという要望がありましたので対応しました。最初に配達時間帯に触れておくと、公開側のカートで注文の手続きを行う際に選択する項目で、注文した時間を何時に届けて欲しいのか?を指定します。この配達時間帯だけれども、クロネコヤマトさん等のB2というシステムと連携することが多く、送り状発行システムB2クラウド | ヤマト運輸管理画面での注文編集で配達時...

 

佐賀のハウスミカンの栽培者の方向けに塩類集積等の話をしました

ブログの読者の方からのお問い合わせで、佐賀のハウスミカンの栽培者向けの肥料の話をさせていただきました。果樹自体ははじめてでしたので、露地栽培と果樹の栽培の共通であろう塩類集積の話としてまとめ話をさせていただきました。塩類集積土壌でも平然とたたずむスベリヒユ今回の機会により果樹のことを色々と調べましたので、勉強会後のハウスの見学も含め、明日以降のブログで詳細をまとめることにします。

 

エノコロが四方八方を囲む

前回のエノコロは四方囲まれたの続き。今度はエノコロの間からキク科植物が生えた場合。エノコロの生育の時点で、この環境では植物が生育するのは難しいと分かる。そんな中でキク科植物の花が直立出来ていないところを見ると、この植物も生育しづらそうだ。エノコロ目線でも、キク科目線でも、他の植物の群衆があるところのちょうど真ん中は居心地が悪そうに見える。植物は発芽してしまった、それよりも前にタネだった...

 

エノコロは四方囲まれた

道端のちょっとした隙間に大型の草が生える季節となった。この写真の一番左にエノコロがいた。花を咲かせていたので伸長はこのあたりで上限かな?エノコロを見て思い出す師の言葉なんてことは置いといて、写真の一番右のキク科の群生のちょうど間に一本の穂のエノコロが咲いていた。おそらくこの穂を取り囲むキク科の草はまだ伸長するだろう。これらの草と比較して、エノコロは既に花を咲かせているので伸長はしないだろう。...

 

おがくずは堆肥として利用できるか?

先日、おがくずが大量にあって、これを堆肥化したいという話が挙がった。おがくずはC/N比が高く、そのまま土に鋤き込むとよろしくないと解釈されている木質資材で、出来ることであれば、白色腐朽菌の分解を経た上で使用したい資材である。リグニンの分解に関与する白色腐朽菌おがくずというのもを見ておくと、木材を加工する際にノコギリで切るわけだけれども、ノコギリで切断する際に細かい木の屑が発生する。これがおがくずなわけで、幹の断面でいうところの中心部(芯材:写真でいうところの色...


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