沖縄の低島(南部)の琉球石灰岩帯の林にて、風化が進んでいる石灰岩の頂上付近で木とシダが繁茂している箇所を見かけた。
岩の風化ということはいずれは表面が土になって落ちることを指すわけだけれども、そういうところでも草木は生えてしまうのだなと関心する。
木の方はおそらく幹あたりだろうけれども、気根と呼ばれる根が生えて、土と岩の接地面まで根が伸長している。
根が予め岩の接地面のところまで生えていたら、岩が風化して小さくなっても問題ないのかもしれない。
これこそが風化しやすい岩に生える木の特徴なのかな?と思った。
気根といえば、トウモロコシの支柱根も気根の一種だったよな。