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色鮮やかなアサガオの秘密に迫る

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アサガオはpH変化でペオニジンが青くなるため、理論的には青い花しか咲かないはずだが、実際は多彩な色の花が存在する。その理由はトランスポゾンによる突然変異にある。トランスポゾンの活発な動きは突然変異を誘発し、色素合成に関わる遺伝子に変化が生じることで、本来の青色とは異なる色合いの花が生まれる。色あせたアサガオもこの突然変異の一例である。

 

ホンモンジゴケ(銅コケ)と出会う

2018年11月9日(金)〜11日(日)で京都府立植物園内で苔・こけ・コケ展が催されていた。 京都府立植物園 Kyoto Botanical Gardens/京都府ホームページ コケから土壌に関する有用な情報が得られるかもしれないと注目しはじめたところなので行ってみた。 毒性のある金属を体内に蓄積するコケたち 展示場の奥に進むと、 青みがかった色の石のところにコケが生えているものが目についた。 今度探しに行こうと思っていたホンモンジゴケではないか!

 

虫に寄生するキノコの冬虫夏草

先日の京都府立植物園のキノコ展で冬虫夏草を見た。 シイタケの原木栽培と菌床栽培を見て 冬虫夏草というのはバッカクキン科トウチュウカソウ属の寄生菌で、 昆虫に寄生して、体内の養分を元に子実体を作るキノコを指す。 ※薬用で用いられる冬虫夏草は昆虫の種類も限定されている 冬虫夏草を見るのははじめて見るのだけれども、 キノコに詳しい方曰く、探せば良く見られるキノコになるらしい。 展示会にいた方と雑談していた時だけれども、 バッカクキンという名前を聞いて、 植物にも寄

 

シイタケの原木栽培と菌床栽培を見て

2018年10月27日(土)〜28日(日)で 京都府立植物園内でキノコ展が催されていた。 京都府立植物園 Kyoto Botanical Gardens/京都府ホームページ キノコ見習いの立場として是非とも行かねばということで行ってみた。 木の根元にサルノコシカケ キノコ展には顕微鏡が数台置かれていて、 キノコの菌糸体が観察できるようになっている他、 道端で見かけることが出来るキノコや 食べたら危ない猛毒のキノコが展示されていた。 他に

 

桜の季節は終わってはいない

毎年書いていることだけれども、 今年も同じように書く。 今年もまた菊桜が開花する時期が到来した。 こんな見事な桜が咲くにも関わらず、 京都府立植物園の菊桜のところに人が全くいない。 京都府立植物園/京都府ホームページ 春のおとずれを表現する桜の集大成みたいな菊桜が、 注目されずにひっそりと開花しているのは非常にもったいない。 という気持ちの元、 今年もまた同じような内容を記載した。 関連記事 桜の季節終盤

 

嵯峨の大覚寺の嵯峨菊

今年も行ってきたよ、京都府立植物園での嵯峨菊の展示 嵯峨菊というのは、京都の右京区(嵐山付近)にある大覚寺で栽培されている菊で… というのは以前記載したので、 過去記事のリンクを貼っておく。 京都の嵯峨菊 いつ見ても、流線の舌状花が美しい。 丁子菊という別の道を選んだ菊 菊については今まで何度か書いてきたから、 今回は行ってきた報告ぐらいにとどめておこう。 関連記事 江戸菊は江戸の華 幽玄の美の伊勢菊

 

高野川が紅に染まりはじめる

高野川の街路樹が色付き始めた。 先日の異例の台風が過ぎた直後から朝寒くなったからね。 早朝が冷え込んだから急激に紅葉が進んだのだろう。 もうすぐ冬がやってくる。 そういえば、 先日、京都府立植物園の園長が今年は紅葉の色付きが鮮やかになりそうだと、 とあるイベントの挨拶で言っていた。 京都府立植物園の検索結果 なんと鮮やかな紅だろう。 右側の色が落ち始めている葉が紅を際立たせているようだ。 そういえば、 紅に色づいた葉の周辺の葉の紅がま

 

夜間に咲く真っ白い花

昨晩、近所の京都府立植物園が夜間開放されたために行ってきた。 北大路側(南)にある正門から入ると、すぐ手前に おや? 見慣れた植物がライトアップで展示されていた。 これはヨルガオか! 昼夜逆転室では見たことがあるけれども、 夜中に咲いているのははじめて見たな。 暗さには白 昨日は日中が天気が良く、 夜間は冷え込んだけれども綺麗に咲いていた。 ヒルガオ科の花はなんとなく暑い時に咲くイメージがあるので、 昨晩、ヒルガオの花が咲いているのは違和感を

 

第58回朝顔展@京都府立植物園

今年も行ってきたよ、京都府立植物園の朝顔展 今年の朝顔展は比較的はやい時期に変化朝顔が咲いている気がする。 変化アサガオのタネを蒔きました 変化朝顔については昨年散々書いてきたので、 ここでは昨日みた変化朝顔の写真のみにする。 第57回朝顔展@京都府立植物園 昨日、植物園の職員が朝顔について解説していた。 特に印象に残ったのがトランスポゾンについての説明で、 遺伝学や分子生物学の難解な問題を頑張って説明していたなと。

 

モモイロタンポポ

先日、京都府立植物園に行ったら、 モモイロタンポポ(クレピス)があった。 どこの本で読んだか忘れたが、 いつぞやの園芸ブームで栽培が流行ったらしい。 海外からやってきた外来種である。 とりあえず総苞片(そうほうべん)を確認してみると、 総苞片は反り返っていなかった。 和タンポポが幅を利かせていた セイヨウタンポポの総苞片は反り返って、 海外からやってきたモモイロタンポポは反り返らない。 セイヨウタンポポは単為生殖(受粉せずに実を

 

華の美しさは人それぞれ

三笠ノ森椿 開花も終盤にさしかかり、花弁の縁が黒ずんできたけど、 それを加味した上でも美しい模様をしている。 三保ノ月椿 白い花弁にすっと薄いピンクが入った模様 どちらが美しいかと問われれば、 美しさとは個人の好みによるものなのでどちらかに集中することは無いだろう。 何が言いたいのか?というと、 美しいと感じるのは人それぞれで、 人それぞれ、地域それぞれで各々が美しいと思う個体を選抜していったから、 園芸というのはこんなにも多様になったのだろうなと

 

植物にとって大事な大半のことはアサガオが教えてくれる

第57回朝顔展@京都府立植物園二日目 朝顔にはなぜこんなにも原形からかけ離れた花が多いのか? それはトランスポゾンによって引き起こされているからだ ということが考えられている。 トランスポゾンとは動く遺伝子と言われ、 朝顔ゲノムの中を動き回る。 トランスポゾンは外殻を捨てたウィルスの様なものだと例えていた人がいるぐらい、 ゲノムの中を動きまわる。 学部の頃の研究室の教授がトランスポゾンに夢中で、 しょっちゅうトランスポゾンの話をしていたのを思い出した。 ※

 

何度も言う、アサガオのタネは食べちゃいけないよ

運んでもらう必要がなければ、食べられる必要はない よく言われることとして、アサガオのタネを食べると素敵なことになるよということがある。 なんてことを言われたとしても、絶対に食べちゃダメだよ。 そういうことを、 株式会社誠文堂新光社から発行されている朝顔百科を読んで知った。 アサガオは誰もが小学生の時の夏休みの宿題で育てるだろう植物なので、タネが如何にやばいやつであるかを知っておく必要はある。 これから書く内容は、和アサガオや西洋アサガオをごっちゃにして話を

 

牡丹咲きのアサガオ

前回の獅子咲きのアサガオに引き続き、変化朝顔の話 このアサガオ、 札には黄斑入蝉葉紅台咲牡丹大輪(きふいりせみべにだいざきぼたんだいりん)と書かれていた 牡丹咲きというなのね。 色は違うけど、 第57回朝顔展@京都府立植物園 こういう大輪の時雨絞りがクシャッとなって、 中央にある雄しべが 第57回朝顔展@京都府立植物園 花弁に変異して八重咲きになっている。 その様がまるで、 八重咲きの牡丹の様だったからこうつけたの

 

撫子采咲牡丹はカワラナデシコの様

第57回朝顔展@京都府立植物園最終日 京都府立植物園ではまだ変化朝顔の展示が行われている。 更に職員が言うには、 8月下旬から9月上旬あたりに珍しい品種のアサガオの花が咲く傾向があるとのこと。 ということで、昨日言ってみたら、 本当に珍しい品種のアサガオの花に遭遇出来た。 札には 青抱縮緬柳葉藤水色縞筒白撫子采咲牡丹と書かれていた。 前半の葉の形状はおいといて、 後半の咲き方だけど、 撫子采咲牡丹(なでしこさいさきぼたん)となっている。 諸々の特徴は下記

 

遺伝子組み換えは日常的に起こっている

F1種子の欠点 京都府立植物園で見知らぬおばちゃんから質問されてからはじまったF1種子の話ですが、 せっかくなので遺伝子組み換え作物についての話も書いていきたいと思う。 F1種子は種に対してある程度以上の知識がなければ話題に挙がることはないが、 遺伝子組み換え作物はそういう知識がなくても話題に挙がる程定着しているワードであり、 F1種子以上に悪いイメージが付いている言葉でもあると思う。 遺伝子組み換え作物は人為的に生み出された生物だとかね。 今まで頭ごなしに否定している

 

アサガオの丸い花は調整されなかった結果なのか?

切咲(きれさき)という咲き方のアサガオ。 これを見ていると、 太古のアサガオは実は花弁5枚だったけど、 どこかのタイミングで切れ込みがなくなって、 第57回朝顔展@京都府立植物園二日目 こういう丸い花になったんじゃないかな?と 葉でギザギザの形状の植物があるけど、 そういう植物の葉は一旦丸い葉が出来て、 そこから細胞死によって形を調整するって どこかで読んだことがある。 ギザギザは調整され過ぎた結果 一旦、切れ込みについてはおいといて

 

第57回朝顔展@京都府立植物園最終日

今日も行ってきたよ、朝顔展 本日が最終日でした。 枝垂れアサガオは巻き付くこともやめた で、 先日までお目見え出来なかったアサガオがあって、 アサガオというのものは展示会であっても、 毎日咲くときのわくわく感があるなと。 札がなかったので、 この咲き方がなんと呼ばれているかわからないけど、 おそらく采咲牡丹(さいさきぼたん)かなと。 展示会は今日で終わりだけど、 変化朝顔の展示自体はしばらくあるらしいので、 8月中は朝の運動も兼ねて、 定

 

枝垂れアサガオは巻き付くこともやめた

朝顔展で枝垂れアサガオという品種があった。 第57回朝顔展@京都府立植物園二日目 本来ならば、 上へ上へと周囲のものに巻き付きながら伸長するアサガオが、 枝垂れアサガオでは上に向かって伸長するどころか、 何かに巻きつこうともしないらしい。 ということは、 高校生物で光感受性というものがあったけど、 枝垂れアサガオにはそれがないということになる。 面白いことに、 光感受性がなくなった株が 周囲のものに巻き付くことも行わないと

 

紫吹掛絞石畳撫子采咲

第57回朝顔展@京都府立植物園二日目 京都府立植物園の朝顔展に行き、 変化朝顔の花をたくさん見かけた。 今回はその続き 札には 黄抱芋紫吹掛絞丸咲(きかかえいもばむらさきふっかけしぼりまるさき)と記載されていた。 紫より前は葉の形状を指すのでそこは触れない。 この写真の様にスプレーで色付けしたような模様を吹掛絞(ふっかけしぼり)と呼ぶらしい。 変化朝顔図鑑 - 株式会社 化学同人 18ページより これは模様は珍しいけど、 丸咲きなので形状自体は珍しいわ

 

第57回朝顔展@京都府立植物園二日目

第57回朝顔展@京都府立植物園 昨日に引き続き、今日も行ってきたよ、京都府立植物園の朝顔展。 アサガオは一日しか咲かないのと、 トランスポゾンが盛んで変異が入りやすいので、 咲くか咲かないか? 綺麗に咲くか? 珍しい形に遭遇できるか? という要素があるため、 咲き始めたら毎日目が離せないのが、 アサガオ栽培の醍醐味だろう。 そんな中、 今日とても素敵なアサガオが咲いていたよ。 これ! 札には青斑入抱芋葉紫牡丹と書いてあ

 

第57回朝顔展@京都府立植物園

大事なアサガオをネキリムシにやられて傷心気味です。 ネキリムシが憎すぎる そんな中、 京都府立植物園でアサガオ展が始まったので行ってきた。 もちろん、開園と同時の7時に で、 もちろんいろんなアサガオが展示されているわけですが、 大輪咲きばかりで、 大輪咲きはどの植物でもあまり興味がないのでざっと見て、 ※大輪咲きは花をより大きく綺麗に咲かせること お目当ての変化朝顔を見た。 変化アサガオのタネを蒔きました 変化朝顔は毎日見て、

 

今年の桜の季節がすでに終わったと思うのはもったいない

ソメイヨシノが散って、 枝垂れ桜も散って、 もう今年の桜が終わったと思うのは非常にもったいない。 なぜならば、 桜漬けに使われる関山(カンザン)という品種が これから満開になるからだ。 (桜漬けに使われる話は植物園に書いてあった) 更に、 半端ない花弁の枚数の菊桜もそろそろ開花を始める。 陽気も昼間はシャツ一枚でと、 快適な季節になりつつある時期に咲くので、 今こそ花見の季節だと思う。 まぁ、 花見の名所にこれらの桜が植えられ

 

細くて長くて見え方が変わる

京都府立植物園の梅苑で こんなウメが咲いていた。 ウメかどうかも自信がない。 梅苑で咲いているからウメと言ってるだけで、 それ以上の確認はしていない。 というか、 これ、モモじゃね? 花弁が5枚はウメを含むバラ科の特徴だからおそらく正しくて、 ウメとサクラの花が咲く 雄しべの本数や形も似てるので、 ウメだとして話を進めると、 花弁を細長くしていることで、 外観を大きく変えた品種だと言える。 花弁を細くするとこんなにも印

 

ポインセチアはなぜそんなに高い位置で開花する?

巷では今日はクリスマス ということで、 近所でやってたポインセチア展に行ってきた。 そうそう、ポインセチアと言えば、かれこれ10年以上前のこと。 どこの研究室に配属されるか決まった時、教授に誘われて千葉県に行くことになった。 その道中で、ポインセチアという園芸品種はとても興味深いと言ってたのを思い出した。 園芸品種のポインセチアは矮化(わいか)という極端に茎を短くした品種で、野生種の形態と大きく異なるものだと言っていた。 矮化 - Wikipedia

 

京都の嵯峨菊

京都府立植物園で嵯峨菊が展示されていた。 嵯峨(さが)というのは、 京都右京区、嵐山らへんの地域を指し、 嵯峨にある大覚寺というところで栽培されているのが嵯峨菊 嵯峨 - Wikipedia 花はこんな感じで、 花弁らしきもの(?)が細長いのが特徴 先日見た 肥後菊は細くしなやかで美しい 肥後菊と比べて、流星の様な複雑さがある。 同じ菊でも、 こんなにも違う形状になるのだなと。 植物学を専攻していた身として、

 

肥後菊は細くしなやかで美しい

近所の植物園で菊花展があったので行ってきた。 菊というものは奥が深いもので、 自分の解釈が間違えていなければ、 江戸時代に庶民の間で流行った園芸ブームの一つで、 その中でも活発だったのが、 江戸、伊勢と肥後だと認識している。 で、 菊というのは上に挙げた江戸、伊勢と肥後の品種があって… なんて前置きはここまでにしておくか! 肥後菊が咲き始めていた。 肥後六花 - Wikipedia 原種に近い菊と比べて花


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