久しぶりにツクシを見た。
最近、ツクシをあまり見なくなったし、近所の図書館の読み聞かせの会に行った時もツクシをあまり見なくなったねという話題があった。
ツクシと言えば栄養生殖の方の名称がスギナで栽培者にとっては強靭な植物というイメージがあるが、植物学的には遥か昔に隅に追いやられた弱い植物であって、逆に昔はよく見かけたという方が不思議に思う。
昔はと言っている方が親の世代かその親となると、ツクシをよく見たというのは硫安の影響か?と思えてしまう。
もしくは里山に酸性土壌を好むツツジのような植物が多かったか?
今でも低木の街路樹の下を除いたらツツジはすぐに見つかるはず。
久しぶりにツクシを見たような気がするので、ツクシを接写で撮影してみた。
傘のようなものの下から胞子を飛ばす構造はキノコのようだ。
キノコとツクシは系統から見て近縁ではないのに、キノコのような構造になっているのは不思議だな。
これも一種の収斂進化の一つとして見て良いのかな?