劣悪環境では草たちは力を合わせて攻めるのか?までの記事で、植物にとって劣悪な環境でアレチヌスビトハギがしれっと成長しているのは何故だろう?という話題を記載した。
アレチヌスビトハギには強靭な根があって、金属系の養分を溶脱させて吸収しているというけれども、どれ程強靭な根なのか?が気になった。
写真の場所は土が硬すぎて株を綺麗に抜くことができないので、比較的柔らかめ(畑と比較したら圧倒的に硬い)の場所を探して丁寧に抜いてみた。
根が途中で切れてしまったけれども、地上部に対して太すぎる根が出てきた。
この写真だけでも、アレチヌスビトハギの根が強靭であることがわかる。
そういえばアレチヌスビトハギは多年草だったな。
こんなぶっとい根が黄色い柱の周りを取り囲んでいるように伸長しているのか。
新しく発芽する株は昨年以前からずっといる株の近くに生育すれば、養分が吸収しやすい状況であるはずなので生存率は上がるだろう。
写真の場所を人為的な撹乱をせずにそのままにしておけばいずれは他の植物が生えてくるだろう。
アレチヌスビトハギは先駆植物なのだろうなと。