前回、シロクローバの生育についてを記載した。
茎もしくは新たに発生したシュートは横方向に伸長して、地面と接している原基から不定根が発生して根付く。
ここまでの話で違和感を感じるだろうか?
この写真の各々の株が今までの説明と違くね?って。
今まで脇芽は葉(葉柄)と茎の間から発生するとあった。
となるとだよ、
この図は複葉が一箇所から何本も発生しているのはおかしくね?
このモデルが正しいか調べるために、実際のシロクローバを確認してみると
一箇所から出ている。
これは一体どういうことだろうともう少し調べてみると、
直立の赤クローバも下の方から複葉が発生している。
そうか!
これはロゼット型みたいなものか!
ロゼット型といえば、茎が短すぎて茎が存在していない様に見える生育型で、この特徴の茎がクローバにも当てはめれば、
一箇所からたくさん複葉が発生していても何ら問題ない。