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Parietin_-_physcion


地衣類のダイダイゴケが合成するアントラキノン系色素の記事で、ダイダイゴケが合成する橙色の色素がパリエチン(別名:フィシオン)という名で呼ばれていて、紫外線による影響を緩和している可能性があるそうだ。


このパリエチンだけれども、Wikipediaの記載に興味深い内容があったので自分用のメモとして残しておく。


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It has also shown antifungal activity against barley powdery mildew and cucumber powdery mildew, more efficiently in the latter case than treatments with fenarimol and polyoxin B.

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Parietin - Wikipediaより引用


上記の内容の日本語翻訳は下記の通り

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また、オオムギうどんこ病およびキュウリうどんこ病に対しても抗真菌活性を示し、キュウリうどんこ病においてはフェナリモールやポリオキシンBを用いた処理よりも高い効果を示した

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フェナリモールはピリミジン系の農薬を指し、ヌクレオシド系の農薬を指すそうで、どちらも真菌に作用するそうだ。


パリエチンは構造上これらの農薬と作用機構が異なっていると思うが、抗真菌活性が高いというのは興味深い。


ただ、この化合物を利用しようにも、地衣類が都合よく葉の上にいるなんてことはないので、ダイダイゴケから成分を抽出して散布といった形になるのだろう。


ところでダイダイゴケの細菌が葉の上に付着して、何か問題が起こったりするのかな?