現在放送中のNHKの連続テレビ小説で、インスタントラーメンを発明した方をモデルにした物語が放送されている。
先週、やっとインスタントラーメンが開発された。
劇中でインスタントラーメンの栄養価の分析を行うシーンで、インスタントラーメンにはナイアシン(他にも沢山のビタミン)が多く含まれているという返答があった。
ナイアシンというのはよく聞くけれども、実際に何なのだろう?と気になったので調べてみることにした。
身近でナイアシンを多く含むものを調べてみたら、
落花生(ラッカセイ)があった。
ちなみにナイアシンはビタミンB3と呼ばれているらしい。
早速、いつものように厚生労働省にあるナイアシンを読んでみると、
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ナイアシン活性を有する主要な化合物は、ニコチン酸、ニコチンアミド、トリプトファンである
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上記の3画像はナイアシン - 厚生労働省 154ページより引用
ニコチン酸やニコチンアミドといえば、NADやNADPとして電子の運搬に関わらる補酵素として何度か登場した。
光合成に限らず、デンプンからエネルギーを取り出す代謝の際にも活躍する。
トリプトファンといえば、重要なアミノ酸のうちの一つで、ナイアシンとしてだけではなく、発根に関わる植物ホルモンであるオーキシンの前駆体としても重要なものだった。
ニコチン酸やニコチンアミドがトリプトファンを元に合成されているので、トリプトファンを合成するシキミ酸回路を注目しておけば良いだろう。
ナイアシンは体内で何らかの合成や分解に必要であるということがうっすらとわかった。
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