マグロには旨味成分のイノシン酸が多いのか?の記事で魚粉と旨味成分の関係について見てきた。
赤身魚と旨味成分について考えていたら、
マグロの大トロと赤身についてが頭に浮かび、大トロは高級な部位だけれども赤身の方が好きということも合わせて頭に浮かんだ。
これは旨味成分のイノシン酸が大きく関わっているよね?
大トロはマグロの腹身のうち、脂質を蓄積させた箇所を指すそうで、筋肉量は少ない(はず)。
赤身は回遊で頻繁に使用する部位であるため、筋肉量が多くなる。
イノシン酸は筋肉に蓄積されたATPから生成されるので、イノシン酸の量は筋肉量で決まると言っても間違いではないはず。
であれば、旨味成分に敏感な人にとっては赤身の方が大トロよりも好きという事になる。
今回は当たり前の話だけれども、一つずつ整理していくと見えるものが増えるはずだから、今回の内容も何処かで役に立つ日が来るはず。