先日の勉強会で下記の質問がありました。

舞鶴でトウガラシ等の長期栽培に向けての肥料設計の基礎知識の話をしました


畑作を続けていたら鉱物が風化して、溶脱するミネラルがなくなる。

自身の畑の土がそのような状態の可能性が高いということがわかった。

果実内発芽から見える土の状態


ふと思ったんだけど、これは一昔前でも同じような状況になるよね。

これをどうやって回避していたの?


もしかして洪水か?




知ってか知らずか日本では米 → 野菜 → 米という転作が盛んに行われていた。


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水田は川から重要なものを受け取る


水田は田に水を張る際に川から水を引いていて、

川の水に様々なミネラルが含まれているから肥料が少なくて済むとまで言われている。

※水質によって米の品質が変わるということまで言える


これは、新鮮な鉱物が少しずつ流れこむことも意味していて、

米と野菜の転作によって田の鉱物の質を維持していたのだろうな。


話は戻って、質問内に挙がった意見の通り洪水というもの秀品率向上には欠かせない要因だったらしい。

太古の国王も洪水に悩んでたんだってよ


人為的に洪水と同じだけの効果を発揮するために、


koubutu


川砂客土という手法が編み出されたのだろうな。

雪に埋もれた畑を見て思い出す師の言葉の続き


大半の土地は川から離れているから、

洪水なんて起こらないだろうし、

そもそも洪水なんて発生してほしくないよね。


追記

川砂客土だと、砂は一次鉱物が多そうで、二次鉱物への風化には時間がかかりそうなイメージがある。

山の岩は最終的に粘土に行き着く


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