近所の水田で雪解けで土が見え始めた場所。
師の言葉でもあったけど、
畑が常に水が出続けるもので覆われる機会なんてそうそう無い。
師はここで刈草を山積みしていたものを事前に置いておき、
雪の水と重みで発酵を加速させていたけど、
ようよう考えたら、
水が出続ける重しで土を覆うってことは、
降雪量の多い地域では
ここまで強い還元状態ではないけれど、
雪によって軽い還元状態が続くということになるよね。
田で水に関しては適切に処置をしていたとしても、
栽培時に強い肥料を使っているのであれば、
その蓄積量はいずれ牙を向くわけで、
※肥料の効きの強弱は勉強会でお話しています。
京都市肥料講習会で家畜糞堆肥での土作りの注意点の話をしました
肥料の偽装問題の影響も加味されれば、
雪国の米どころから急速に衰退していくような気がしてならない。
最近、農外事業者の米の大規模参入が目立ったけど、
そういうところからどうにかしていかないと日本の未来はないような気がしてならない。
栽培で目立っている方の地域を見ると、
土の質に救われている方が大半なように感じられるので、
そういう方からの指導を受けているのであれば尚更。