昨日の台風で川の水位が高くなり、見ての通り濁流になっていた。
一応、農学を勉強した身、この濁流を見てふとこんな話を思い出した。
古代エジプトでは、ナイル川の氾濫でたくさんの人が亡くなってしまうけど、その後は必ずと言って良いほど豊作となる。
ある時、国王が川が氾濫しない様に河川を整備したところ、飢饉が発生して餓死者が増えたそうだ。
濁流の水が畑に流れ込むことによって、栽培にとって必要な成分を補充していたらしい。
ここでいう成分というのは土砂に当たるだろ。
土砂といえば山の土というより、鉱物というイメージがある。
鉱物?
鉱物と言えば砂だろう。
まさに川底の砂。
川砂がファクターになってたんだろうな。
現代社会では、重機があるから、氾濫が無くても良いとこどりできるな。