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子供の科学 2023年4月号を読んでいたら、魚の養殖の餌(マイワシの代替)としてカブトムシが検討されているという内容を見かけた。

内容の主旨は異なるけれども、高温発酵食がカブトムシの成長の秘訣!?―メス幼虫の大型化に微生物の働きが関与している可能性を確認―|ニュース・イベント情報|国立大学法人 千葉大学|Chiba Universityに詳しい記載がある。


ビジネスプランの話題なので、上記のプレスリリースと異なるけれども、未利用木質バイオマスを活用した動物タンパク質の生産でカブトムシの飼育の資材として、キノコの廃菌床に着目していた。

廃菌床は堆肥の王様的存在であるので、未利用資源という表現は何とも勿体ないけれども、廃菌床を一回カブトムシの消化器官をかまして、カブ糞堆肥として市場に出回る事になったら、それはそれで面白いかもしれない。

キノコの廃培地は再利用せずに焼却している


廃菌床中のミネラルが減るかもしれないが、リン酸も減るだろうから、メリットの方が大きいはず。

廃菌床堆肥の恩恵を得る為に無機リン酸の使用を見直す


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