広島の倉橋島のトマトのグループの方向けに肥料の話をしましたの後に所用で倉橋島の隣の能美島に向かった。
能美島は広島県江田島市にある島で、
北西に一部付加体の地質があるが、倉橋島同様全体的に山陽の花崗岩からなる地質となっている。
※能美島と江田島の区分の明記は割愛する
海岸沿いの道路で車を停車する機会があったので、
海岸に行ってみることにした。
写真に写っている個所は引き潮により海面が低くなった個所で、
満潮時には海水に浸かるところである。
花崗岩らしき模様をした石がゴロゴロしていて、
これらの石にはフジツボらしき海の生物が定着していた。
このフジツボを見ていてふと気になったことがあるけれども、それは一旦置いといて、
他にも石を見ていると、
海藻の緑藻が石に定着しているところが目に付いた。
この海藻は毎日海中と大気を交互に経験しているのだろうなと。
この海藻を見て過去記事を思い出した。
海の深さによって生存している海藻の種類が異なるということ。
今回の緑藻は浅瀬にいて、時々大気に晒されるところに居ることになるので、
正に太陽の強い光に晒され続けている大型藻類となる。
緑の色素を目立たせることで太陽の強い光から身を守るという説が腑に落ちた。
この緑藻のすぐ近くに他の藻類がいたけれども、
その藻類については次回触れることにする。
-続く-