森の中で一本の木と出会う。
その木というのは、

これ。
見ての通り、

根元の土がごっそりと削れていても、まだなお根付き続けている。
深く根付いていたからこそ、この程度の土の削れ方で済んだのかもしれない。
深く根付いていたからこそ、今なおここに根付き続けているけれども、もう少し土が削れたら、流石に細い根で地上部を支え続けることは出来ないだろう。
森の木というのは、こうやって山の麓に土砂が流れ落ちないようにしているのだなと。
山の岩は風化を経て土となるわけで、いずれは細かい粒子となって土砂となって流れ落ちるわけで、山自体は年々平坦になっていく宿命。
木はそういう消えつつある環境の中で必死に根を張って生きている。




