前回の注目の資材、ゼオライトについて再びの記事に引き続き、ゼオライトについて調べることにしよう。

栽培におけるゼオライトはベントナイトとよく比較される。

ベントナイトに求めるものはイオン交換(CEC)であって、ゼオライトにも同様のことを求めている。

緑泥石からベントナイト系粘土鉱物肥料を考える


これはあまり話題に挙がらないけれども、鉱物系肥料に微量要素を求めることもあり、ベントナイトでも同様の効果を狙っている。

何故ゼオライトではなく、モンモリロナイトを推すのか?


最後の話題は置いといて、イオン交換(CEC)の話題に戻し、これらの性質はベントナイトであれば、粘土鉱物特有の膨潤性によって成り立っている。





膨潤性というのは、層状珪酸塩鉱物である粘土鉱物が層の間に水を含むことであって、鉱物全体が膨らむ現象で、層の間に含んだ水(層間水)の箇所でイオン交換が発生する。

緑泥石という名の粘土鉱物




ベントナイト同様、ゼオライトでもとりあえず試験管に水と一緒に入れてみることにした。


※撮影は自然光下で行った


ゼオライトは水に含んで30分程経過しても、ベントナイトのように膨らむことはなかった。

引き続き、1日程放置したけれども膨らむことはなかった。


ゼオライトは膨らむ事なくCECを高めることが出来る資材であることがわかった。


熱帯魚の水槽で水質の改善の為にゼオライトを利用するということをよく見かけるけれども、膨潤性のある粘土鉱物を代わりに利用するのはイマイチということも安易に想像できる。