

ブロッコリの株の古い葉の先端が紫色になっていた。
葉が寒さを感じると自身の身を守るためにアントシアニンを合成すると考えられている。
アントシアニンは光合成に必要な赤色の波長の光を反射して光合成を抑える為に合成されているのだろう。
光合成を抑える理由は、光合成はブドウ糖の合成というイメージがあるが、合成と同時に活性酸素の発生源でもある。
活性酸素は自身の器官を傷付ける要素に成り得る為、生産性よりも活性酸素の発生の抑制の意味合いでアントシアニンを合成させる。
葉が紫色になると言えば、リン酸欠乏の時も似たように葉が紫色になる。
これはおそらく、リン酸がエネルギーの貯蔵に関与するATPの一部になっていて、エネルギーの貯蔵を出来るATPが不足したことにより、光合成で得られた電子を貯蔵するものがなく、余った電子を酸素が取り込み活性酸素の発生を抑制したいという事だろう。
ここでふと思ったのだけれども、日常的に活性酸素を除去する為の酵素が合成され続けている状態であれば、葉は寒さに当たっても紫色に成りにくくなるのだろうか?
今回の写真を撮影した場所の横に興味深い株があったのだけれども、それとの比較は次回の記事にする。
-続く-




