夏の風物詩である麦茶だけれども、やかんで水を沸かし、そこに麦茶のパックを入れて、麦茶成分を抽出し冷やす。
冷やしたものを容器に入れる時に泡立つのを見て、サポニンが含まれているのかな?と思う。
サポニンといえば、界面活性作用があり、細胞膜を破壊する。
※界面活性作用があるため、麦茶を容器に勢いよく注ぐと泡立つ事になる。
血液に入った場合は赤血球を破壊するため、人体に対して毒性があることになる。
だけれども、毒と薬は表裏一体であるため、界面活性作用も少量であれば体内で硬くなった場所を柔らかくして、血管であれば血液を詰まらせる要因を軽減させて詰まるという症状を緩和する。
実際のところどうなのだろう?と検索をしてみたら、香ばしい麦茶は血液をサラサラにする! ―カゴメ総合研究所がヒトで確認―|カゴメ株式会社というページに辿り着いた。
麦茶に含まれる焙煎フレーバであるアルキルピラジン類の化合物が人体の血液流動性向上作用を示したと記載されていた。
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ピラジンは六員環構造をもつ複素環式芳香族化合物のアミンの一種で、焙煎時のメイラード反応により、アルキル化(※メチル基等の炭素をたくさん含むものが付与される)され、アルキルピラジンとなる。
熱湯で抽出する麦茶をいくつかのメーカーで試してみたけれども、泡立ち具合が明らかに違ったので、今回記載した効果はメーカーによって効能が異なるということになる。