紅葉と黄葉の落葉がいずれは土に還る


これから暑い夏に突入するわけで、秋の紅葉の話ははやいけど、そこは気にせず話を進める。

紅葉といえば、寒暖の差が激しい秋において、光合成を抑える為のフィルター的意味合いで葉にアントシアニンを蓄え、速やかに葉緑素がなくなることで赤くなるとされる。


鮮やかな赤になるのは、おそらく紅葉の時期の葉のpHが低いからだろう。

pHによるアントシアニンの色の変わり方を見る


赤色の葉がいずれは褐色になる。

色素がどのように変化しているのかを追ってみる。




アントシアニンであるので、アントシアニジンの配糖体ではあるが、アントシアニジンの方で話を進める。


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右の環(B環)で水酸基(-OH)が2つのシアニジンということで話を進める。

シアニジンがNADPHによって還元されると、


Andromeas - 投稿者自身による作品, パブリック・ドメイン, リンクによる


フラバン-3-オール(中の環の二重結合がない)になる。

※上の化学式はカテキンの一種のエピカテキン

フラバン-3-オール - Wikipedia


このフラバン-3-オールが2つ以上重合することで形成されるのが縮合型タンニン(プロアントシアニジン)となる。

苦味や渋みのタンニン


このタンニンが縮合して腐植酸へと変わっていくのだろうな。

メイラード反応から土の形成を考える