緑肥を使いこなすの最後で、有機物投入以外の価値をみていこうと記載したが、その前に見ておきたいものがあるので、それを優先して投稿することにする。


その大事な話というのが、単子葉と双子葉の根の違いで、そもそも論の単子葉というのが、



最初に出てくる葉(子葉)の枚数が一枚で、双子葉というのが、



最初に出てくる葉(子葉)の枚数が2枚のもの。


単子葉の作物といえば、イネやムギ、ネギあたりで、双子葉の作物はそれら以外の大

子葉の枚数以外でも異なる点が非常に多いが、注目すべき点は根にある。





単子葉と双子葉の簡易図みたいなもので、左が単子葉、右が双子葉

単子葉は真ん中にひょろい根が一本生えて、周りに太い根がたくさん生える。

(太い根から細かい根が出ているが、この図では省略する)


一方、双子葉では真ん中の根が一番強く、真ん中の根から出る側根は細く、側根から出る根はさらに細かい。


単子葉の周りに出ている根(不定根)は同じ背丈だった場合の双子葉の中央の根(主根)に匹敵する。



土は強い根によって砕かれることで良くなるとするならば、強い根がたくさん生える単子葉の方が土を柔らかくする効果が高いとされ、

ソルゴーが最も団粒構造を形成することができるということも頷ける。

※ソルゴーはモロコシのことで、背丈の高い単子葉のイネ科


となると、緑肥はイネ科だけで良いんじゃね?って話になるはずだけど、クローバやヒマワリといった双子葉も緑肥として扱われており、時にはソルゴーよりも効果を発揮することがある。


そんな話をそのうち記載しようかと思う。