連続して畑がある地域での耕作放棄地の発生パターンを書いた。
今回は山間部での耕作放棄地のパターンを書きたいと思う。
たとえば、こんな感じで、
畑の先に山や森があるところで、上記の様な区分の畑があるとする。
ここで耕作放棄地が発生しやすい箇所といえば、
山や森に隣接しているAとBの畑。
何故かといえば、
森からの獣(たとえば、イノシシやシカ)に畑を荒らされるからで、
この手の畑では、
このような感じでフェンスを立てて自衛をしていかなければならない。
フェンスの設置には時間もかかるし、
メンテナンスも結構きつい。
それよりもきついのが、
フェンスを立てる前はどこからでもトラクターが畑に入れたけど、
フェンスを立ててしまうと入り口が決まってしまう。
これが地味にきつい。
この話は続きがあって、
AとBが耕作放棄地になったとする。
耕作放棄されたところを放っておくと、
こんな感じの草原になるけど、
これが森そのものになるわけで、
赤線で引いたところまでが森と同じような扱いになり、
CとDも獣の行動範囲となり、この2つの場所も耕作放棄地の候補になる。
今までの経験上、
よそから人が来て、斡旋される箇所といえば、
こんな感じの獣害エリアで森に近い場所ばかりが挙がり、
日々、獣との戦いの日々となる。
就農したばかりで、
フェンスとかの経費がかかるのはかなりきつい。