農薬や化学肥料を使用して栽培すると野菜が育たない環境になるという意見に対しての記事の続き。


農薬や化学肥料を使用して栽培をすると、微生物がいなくなり草が育たなくなる。だから少し高くても有機栽培の野菜を買おうという内容の土から微生物がいなくなりの箇所だけれども、一つ言えることは草が生える事が出来る以上、その草に関連する微生物は必ずいるということ。

ただ、その草に集まる微生物が作物にとって有益であるか?は謎ということだろうか。


根の周辺には細菌が集まる傾向があり、周辺の環境の物理性が宜しくなければ、集まる細菌はおそらくグラム陰性細菌だろう。

グラム陰性細菌といえば作物に対して比較的に悪影響を与える細菌が多くいる可能性が高いと言われる細菌群であるため、農薬や化学肥料のみを使用した栽培では栽培の難易度が高くなるのは容易に考えられる。

土壌消毒について見直す時期ではないだろうか?



栽培中の土壌に悪影響を与えるであろうグラム陰性細菌群があった場合、この細菌群の個体数を減らす方法を考えてみると真先に浮かぶのが天敵だろうか。

細菌を貪り増殖する微生物を考えてみると浮かんでくるのが、



木材を分解する腐朽菌(糸状菌)だったりする。

これらの菌は土壌の物理性を大幅に改善するのに役に立つ。

ブナシメジの廃菌床を活用したい


この菌に集まってくるのが、腐朽菌を捕食するトリコデルマだったりして、トリコデルマと聞いて思い出す師の言葉の記事で記載した通り、作物に対して良い影響を与える菌がいる可能性が高くなる。


冒頭の話題に戻って、農薬や化学肥料のみの栽培を行い続けると、作物にとって不利な微生物が増えたり、発根が不利な環境になってしまうので、草が育たなくなるということを作物に限定するとあながち間違いではないことになる。


ここでもうひとつの視点を加えたいのだけれども、長くなるので今回はここまでにしておく。


追記

土の物理性・化学性を向上させると土の方が施肥のバランスを調整してくれるので、極端に多い要素(例えばリン酸過剰)を緩和する。

緩和が下記の記事の内容へと繋がっていく。

土壌中の糸状菌が植物に対して病原菌となるか共生菌となるか?は施肥次第


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植物生育促進根圏細菌(PGPR)のこと